昭和への回帰だけじゃない。「ちゃん系ラーメン」がいま熱い
4月7日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』で、パーソナリティの三浦優奈が紹介したのは「ちゃん系ラーメン」。二郎系ラーメン、家系ラーメン、節系ラーメンなど、気がつけば増えている○○系ラーメン。その新しい潮流が「ちゃん系ラーメン」だとか。一体どんなラーメンなのでしょうか?
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三浦「ちゃん系ラーメンはラーメンのジャンルなんですけど、ちょっと前から有名だったので知ってる方も多いかもしれません」
「○○ちゃんラーメン」という店名で、赤いカウンターでレトロな昭和の中華そばみたいな雰囲気の店を総じて『ちゃん系ラーメン』と言うそうです。
2010年ぐらいから2020年にかけて東京で爆発的に増え、ここ最近、再び勢いを増しているんだとか。
ちゃん系ラーメンの元祖は東京の神田駅ガード下にある「ちえちゃんラーメン」その後、ちえちゃんラーメンの創業メンバーが新宿で「えっちゃんラーメン」、池袋で「ひろちゃんラーメン」を開業。
3店舗に共通する「ちゃん」から「ちゃんのれん組合」が、中華そば文化の発展を目指して発足されたそうです。
どんぶりの縁まで
三浦「ちえちゃんラーメンの特徴がちゃん系ラーメンの特徴と言ってもいいと思います」
三浦が訪問したのは、神田の「ちえちゃんラーメン」。
ちゃん系のスープは、豚骨や鶏がら、煮干し、昆布、王道の素材をじっくりと炊き上げた濁りのない透明な醤油ベース。
三浦「…って聞くとあっさり系と思うじゃないですか。実際はパンチのある味でスープの表面をラードが覆っているんです。見た目以上にパンチのある味です」
スープはどんぶりの縁までなみなみと注がれていたそうです。店員がこぼさないように注意深く持ってきたとか。
スープの量が多い理由は、スープの熱を逃げにくくするためだと言われているそうです。脂たっぷりのラードの層が温かさを逃がさないとのことです。
チャーシュー麺頼んでない
三浦「私は普通の中華そばを頼んだんですが、出てきたときに『チャーシュー麺頼んでないです』っていうぐらい、チャーシューが5枚ぐらいダーって入ってます」
切りたてのチャーシューがどんぶりを覆いつくすように入っているのがちゃん系ラーメンの特徴。ビジュアルのインパクトでインスタ映えを狙ってもいるそうです。
麺は多加水麺。名前の通り水分量が多くて柔らかい麺。
三浦「今はコシがとか、バリカタ、硬さが主流ですが、ちゃん系ラーメンは敢えて柔らかい麺で勝負する。平打ちの柔らかい麺を使っています」
これは、昭和の中華そばがそうだったことと、たくさんのスープを吸って食べて欲しいということもあるそうです。
手軽さで女性にも人気
「ちえちゃんラーメン」しかり、ライス無料のところが多いそうです。スープがたくさんあるのでスープと一緒にごはんを食べて欲しいということだとか。
ちゃん系ラーメンが流行っている理由は、昭和のスタンダードというレトロ感だけではありませんでした。
ナントカマシマシ…という呪文のような難しい注文をする店がありますが、ちゃん系ラーメンはそういうことが一切なく、券売機で完結する手軽さがウケているそうです。
三浦「私は平日の昼頃行ったんですが、男女比は1対1ぐらい。ラーメン屋さんは男性が多いイメージがありますが、カウンターの半分くらいが女性で、パパッと食べて行かれる方も多かったです」
東京で誕生したちゃん系ラーメンブームは地方にも波及しているそうです。名古屋では「ラーメン荒畑」がちゃん系ラーメンにインスパイアされた店だそうです。
(尾関)
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