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おバカに見えても、こどもなりに考えている。

おバカに見えても、こどもなりに考えている。

『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の「バカ息子・バカ娘」のコーナーでは、わが子の失敗談や勘違いなどの微笑ましいエピソードを紹介しています。6月25日の放送でもつボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーからの投稿を紹介します。

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ブドウ園ラビリンス

アルバイトは、こどもにとって新しい社会を学ぶことができる発見の場でもあります。

「娘が近所のブドウ園で短期のバイトを始めました。シャインマスカットの摘果をする仕事だそうで、先ほど家に来て、『あのさー、ブドウ園のバイト、今日で2回目だけど、最初ははじからスタートするからわかるんだけど、上向いて摘果して、それを繰り返すと、広大な同じ景色の中で、まるで万華鏡の中にいる感覚で、どっちに進めばいいのかわからなくなって、仕事切り上げてきた。ブドウ園ラビリンスだわ』と言うのです」(Aさん)

小高「文学的な表現ですね(笑)」

「娘が方向音痴なことは知っていましたが、まさかここまでひどいとは驚きました。明日も行くそうです。きっとまたブドウ園ラビリンスの事件となることでしょう」(Aさん)

他のブドウ園に勤める方からのリアクションでは、「実際新しいバイトさんはそういう感覚に陥る」そうです。ラビリンス(迷宮)とはリアルな感想だったのですね。

高いギターなら

親からみると「おバカ」に見えますが、本人はそれなりに考えているものです。

「おバカ娘は、高いギターなら続くはずと思って買って、4年ほど忘れられていたギターをやっと練習し始めました。

が、3日目で『むずっ』と言ってます。『そんな簡単に弾けるわけないじゃん』というと、『簡単そうに見えたもん』と」(Bさん)

つボイ「ミュージシャンは楽しそうに弾いているからね。でも、高いやつを買ったらもったいないから続けるだろうと、自分を追い込んだところは偉い。安く下取りしますよ(笑)」

この祖母にしてこの孫娘

言い間違いはおバカ話にはつきものです。

「言い間違いの女王のバカ娘の話です。ショッピングモールで買い物中、洋菓子のいい香りがしてきました。
そこで娘がひと言、『あ、ビリヤードパパがあるじゃん。シュークリーム食べたいな』。それ、ビヤードパパや。

そんな娘の祖母である私の母は先日『この前、友達とオートバックスでコーヒー飲んで帰ってきた』」(Cさん)

つボイ「スターバックスや!」

小高「もしかしたらワンチャン、コーヒー出してくれるかもしれんけど(笑)」

「この祖母にしてこの孫娘ありです」(Cさん)

その母とその子の間にいるCさんもいつかそんな日が来るかもしれません。

花火に大泣き

まずはDさんのペットの話です。

「冬に屋根から落ちる雪の塊の音におびえて、顔が伸びた我が家の犬ですが、その犬は、雷がゴロゴロ鳴ってもやはり顔が伸びます」(Dさん)

顔の伸びた犬、想像するだけでおかしいです。Dさんはその原因についてこう推測します。

「犬は飼い主に似るといいますが、兄に似たような気がします。母から聞かされた話ですが、昔、祖母と母が幼い兄を連れて花火を見に出かけたときのこと。

いい場所がとれたと喜んだのもつかの間、一発目の打ち上げの音に兄が大泣きして、母と祖母はその後、花火鑑賞をあきらめて帰路についたそうです。電車が駅についた頃、兄は鼻歌を歌っていて、祖母と母は疲れがどっと出たということです」(Dさん)

つボイ「このお兄さんは今、どんなお兄さんになったのでしょうかね」

まさか、雷で顔が伸びたりはしないでしょうが。

つボイ「私の知り合いの子は知多半島の聚楽園の大仏さまのところで大仏さまを見て『うぇーん』。どっちに走っても、大仏さんが見えるので『うぇーん』と泣いたそう」

どこまでいっても大仏さまが追ってくると思ったのでしょう。
花火も大仏もその時は「やれやれ、大変だ」と思いますが、後から思えば、こどもらしい楽しい逸話です。
(みず)
 

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