一因にコロナ禍…α世代親子の距離感
親子の距離感は世代によって異なります。大昔であれば親の言うことは絶対で、こどもの頃に逆らうことはできないという空気感がありました。それが後に「友だち親子」という言葉が生まれるほど距離が縮まり、最近はさらに近づいてきているようです。1月8日の読売新聞では「『推し』共有 親子で消費…モノよりコト 距離近く」という見出しで、α世代の親子関係について伝えました。9日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、パーソナリティの石坂美咲が気になる話題としてこの記事を基に、竹地祐治アナウンサーとともにトークを展開しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くα世代って何歳ぐらい?
「そもそもα世代って何?Z世代ならかろうじて知ってるけど」という方もいらっしゃるかもしれませんので、石坂はまず、生成AIのChatGPTでα世代について調べてみました。
Z世代はだいたい1990年代の終わりあたりから2010年代初め頃に生まれた世代ですが、α世代はさらに若い世代。
Z世代の次、2024年までに生まれた世代で、デジタル技術が当たり前の環境で育った完全デジタルネイティブであることが特徴だそうです。
コンサルティング会社のOn'yomiが設立した研究組織「α世代ラボ」が2024年、小学1年生から6年生のこどもを持つ600人の親を対象に、親子関係や将来感に焦点を当ててアンケートを実施。
「こどもと共通の趣味がありますか?」との質問に対し、6割が「あり」と回答。親子で1日の会話の時間が1時間以上と回答したのも6割にのぼったとのことです。
距離が近づいた要因
かなり親密な関係を助長した原因のひとつがコロナ禍。α世代は長期間のオンライン授業や一斉休校を経験しています。
一方で親の共働きが多い世代ですが、コロナ禍では在宅勤務が日常となった結果、自宅で会話する時間が増えて、共通の話題が増えたためと分析しています。
また、α世代の親はZ世代の1つ上の世代であるY世代が多いですが、経済低迷期で育ったため節約思考が強いと分析。
そのため、モノよりもコト消費、つまり物を買うことよりも体験する方に満足感が得られる傾向にあり、それがα世代と共通していて、親子間の距離を縮めているそうです。
難しい親子の距離感
音楽や動画、推し活を一緒に楽しんで、ファッションを共有するのが今の親子関係で、友だちではなく親子で同じライブに行ったり、新たな消費の動きを生み出しているそうです。
その動きは配信サービスにも現れていて、以前は世代ごとに楽しむ場所や観る機械が分かれていましたが、今や家族アカウントを持てば違う機械でも同じ動画を観ることができます。
一方で、こどもへの過干渉へつながってしまう可能性もあり、どのような関係性を持つべきなのかは難しいところです。
この記事を読んで石坂は、「ただ同じものを共有するだけではなく、お互いの好きなことを尊重にするという距離感も大事にしたいと思った」とまとめました。
(岡本)
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