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青果店員直伝!梨の美味しさを引き出す切り方と食べ方

青果店員直伝!梨の美味しさを引き出す切り方と食べ方

月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では旬の食材を紹介しています。8月11日の放送では、名古屋市中央卸売市場名古屋成果の安藤さんが「梨」を紹介しました。

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旬が異なる梨の種類

梨は大きく「和梨」と「西洋梨」に分類されます。

この時期から全国的に出回り始めるのは和梨の代表格、「幸水梨」です。
みずみずしく、シャリっとした食感が特徴です。

9月頃になると「豊水梨」が旬を迎えます。
幸水に比べてやや酸味があり、さらにシャリ感が強いのが特長だそうです。

そのほかにも、鳥取県で有名な「二十世紀梨」や、12月頃まで楽しめる「南水梨」など、さまざまな品種があります。

美味しい梨の選び方と保存方法

「幸水梨」や「豊水梨」などの赤い梨は、皮の色が濃い茶色からやや色が抜けてきたくらいが食べ頃です。
一方、「二十世紀梨」などの青い梨は、ほんのり黄色くなり始めたタイミングが適しています。

選ぶ際は、手に取って重みのあるものがおすすめです。水分量が多く、よりみずみずしさを感じることができます。

保存する場合は、冷蔵庫に入れれば夏場でも1週間ほど日持ちします。
秋から冬にかけて出回る「南水梨」や「新高梨」などは、しっかり冷やすことで1ヶ月ほど保存できる場合もあるそうです。

ただし、和梨はシャリ感が命とも言えるため、皮の色が回り始めたら早めに食べるのがおすすめです。
また、カット後は空気に触れて茶色く変色しやすいため、切ったあとはできるだけ食べましょう。

梨の美味しさを引き出す切り方と食べ方

梨は部位によって甘みや酸味が異なります。
安藤さんは、より美味しく味わうための切り方と食べ方を紹介しました。

まず、皮の周りが一番甘いので、皮を剥く際はできるだけギリギリで剥いてください。

梨の中では、お尻の部分が最も甘く、芯の周りはやや酸っぱく、頭の部分は甘さ控えめです。
そのため、まずは頭の方から縦に切り、芯の周りの硬い繊維をやや大きめに取り除きます。

食べる際は、甘さ控えめな頭の方から順に、酸味のある芯の周り、そして最後に甘みの強いお尻の方へと食べ進めるのがポイントです。

さらに、食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やしておくと、より一層美味しくなります。

梨の品種ごとの違いはもちろん、同じ1個の中でも部位による味の違いがあります。
この機会にさまざまな梨の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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