CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

縁切り寺での祈願、取り扱いには要注意!

縁切り寺での祈願、取り扱いには要注意!

『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では毎年この時期に放送される企画が、「お盆特別企画・怪談てんこもり」。毎日日替わりで怪談師たちが登場して怖い話を披露しています。8月14日の放送では漫才コンビ・シンデレラエキスプレスの渡辺裕薫さんが出演しました。ここではリスナーから寄せられた怖い話について取り上げます。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

職場の人と縁を切りたい

俗に「縁切り寺」と呼ばれるお寺があり、嫌な人とどうしても縁を切りたい人が駆け込むと言われます。
しかし、こうした寺には注意が必要だということもよく言われます。

「昨年、私に起きた本当の話をしたいと思います。話すべきことなのか散々迷いましたが、他の方への警鐘も兼ねてお話ししたいと思います。

私は当時職場で同僚からのイジメに遭っていました。私にも非があったので何とも言えませんが、とにかく仕事が嫌で嫌で毎日そこに行くのも嫌で、変わりたいと思っていました。

昨年の春、イベントのために関西へ車で向かった際、早めに出て朝日が昇るとともに縁切りで有名な神社へ。
そこでその人たちとの縁が切れるように祈りました。もちろん手順を踏んで、お賽銭も行ないました」(Aさん)

縁切り寺に行った直後

縁切り寺へ行ったあと、Aさんはどうなったのでしょうか?

「そして楽しみのイベントは無事に済み、その日は遅くなったため舞洲のホテルへ。

翌朝、ホテル周辺を散歩した時に事件は起きました。
敷地が広いため地図を見ようと取り出し、足を一歩。落ち葉があり地面だと思って踏み出したら、側溝でした。

左足がグキッと変な音をしてあらぬ方向に曲がりましたが、何とか帰り着き病院へ。
全治2か月で仕事を3週間休みました。
そうなると派遣の身の私は契約終了となり、仕事を辞めました」(Aさん)

さらに悪いことが…

そこの職場の人との縁は確かに切れましたが、かなりのダメージを負ってしまいました。

「その後新しい職に就けましたが、厳しい人間関係とワンオペで病んでしまい、1か月で退職。
この時、右足の親指に異変が。爪が紫色になり、初夏の前にはがれてしまいました。

この頃に、『もしかしたら供物が足りなかったのか』と思うようになり、これで身体の異変が治ればよかったのですが、そうではありません。
今度は逆の左足の親指、秋頃には半分紫色になり、さらにくっついたままになりました。

冬が始まる頃にようやく次の勤め先が見つかり、仕事内容や人間関係も良く、今は毎日楽しく勤めています。そして爪の方もようやく2枚とも生え揃い、元に戻りました。

いま思うと、縁切りさんに安易にお願いしてはいけなかったんじゃないかと。
想いが強すぎると何らかの代償を背負うということ、こちらも悔い改めなければならないと思うようになりました」(Aさん)

ネガティブなお願いは危険

渡辺「向こうに対して悪い感じになって切ってくれたらいいけど、そうとは限らんということですよね」

切れ方はともかく、縁を切る効果はあるのでしょうか?

北野「一番ええのは病気との悪縁を切るとか、借金を切るとか」

中にはデスノートのような願いを書くケースもあるため、そのようなネガティブな願いは自分に悪い形で跳ね返ってくるかもしれません。
(岡本)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP