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ディズニーマニアが夏におすすめ!映画『あの夏のルカ』

ディズニーマニアが夏におすすめ!映画『あの夏のルカ』

8月13日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、フリーアナウンサーの山中麻央が、夏におすすめの映画として、2021年のディズニーピクサー作品『あの夏のルカ』(監督:エンリコ・カサローサ)を紹介しました。聞き手は三浦優奈です。

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主人公はシーモンスター

2021年公開の今作はコロナ禍の影響で劇場公開が見送られ、動画配信サービス「Disney+」限定での配信となりました。
ディズニーマニアの山中は「ディズニーピクサー作品の中でも知名度が低い。名作なので知らない人が多いのがちょっと残念」と解説。

『あの夏のルカ』は、海に暮らす“シーモンスター”と呼ばれる少年・ルカが主人公。
シーモンスターは海では半魚人の姿ですが、陸に上がって身体が乾くと人間の姿に変わります。
海の掟により人間に正体を見られることは禁じられており、簡単には人間の世界へ足を踏み入れることができません。

そんな中、ルカは友人となるシーモンスター・アルベルトと共に掟を破り、人間の世界へ飛び込みます。

舞台は北イタリアの港町。
初めて見る人間の世界にルカは魅了され、ふたりの友情と周囲の環境も大きく変化していきます。  
「その変化に注目してみてほしい」と山中は語りました。 

夏ならではの映像美

山中がこの作品を「夏に観てほしい」と推す理由のひとつが、映像美です。  

山中「カラフルで色とりどりの建物が並ぶ街並みや、海の描写が本当に美しいんです。青や自然の緑の色合いが鮮やかで、夏のカラッとしたこの時期ならではの映像を楽しめます」

三浦「見ているだけでも涼しくなりそうですね」

海中では地上からの日差しが透けて見える描写や、日光でキラキラと輝く海面など、夏らしい美しい景色が丁寧に描かれており、視覚的にも涼を感じられる作品です。  

夏らしい青春を思い出させてくれる

山中は「きっと皆さんかつて味わったことがあるであろう、夏らしい青春を感じていただきたい」と語り、自身の幼少期の記憶と重ねて作品を振り返りました。

特に好きなシーンとして挙げたのが、ルカが初めて地上の星空を見る場面。
海中からでは見えなかった満天の星空に感動するルカの姿を通して、「幼い頃田舎で見た星や虫取りの思い出がよみがえる」と話します。

山中「そのワクワクしていた気持ちも、今では普通に感じちゃってるけど、改めて『わあ素敵』って」

三浦「そっか。私たちは人間の世界に慣れすぎてしまったから、人間世界の美しさも、ルカ君が表現してくれてる」

ジブリファンも楽しめる?

山中は「ジブリファンも特に楽しめるのではないか」ともコメント。
監督がスタジオジブリのファンで、作品の随所にオマージュが見られるそうです。

例えば舞台となる港町の名前「ポルトロッソ」は、『紅の豚』の「ポルコ・ロッソ」から取られていると言われており、ヒロイン・ジュリアの赤いボーダーの服は『魔女の宅急便』のトンボを彷彿とさせます。  

さらに、ディズニー作品ならではの“キャラクター探し”も楽しみのひとつ。
山中によれば、本作にはドナルドダックやピノキオも登場しているとのことで、視聴中に探してみるのもおすすめです。  

映像美、ノスタルジー、ジブリ愛、そして隠れキャラクターとのかくれんぼ。
今年の夏は『あの夏のルカ』を、いろいろな角度から楽しんでみてはいかがでしょうか。
 (ランチョンマット先輩)
 

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