飛行機に間に合うか?ハプニング続出の秋田旅行最終日

8月5日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「ハラハラしました!」。4度目の秋田旅行で油断してしまったというリスナーAさんから、ヒヤヒヤの帰路エピソードが寄せられました。風景印、ご当地マンホール、親切な警察官。時間がないAさんに、次々と思いがけない出来事が降りかかります。果たしてAさんはフライトに間に合うのでしょうか?
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く余裕が一転、時間との戦いに
「昨日の出来事です。秋田旅行に行っており、昨日が最終日。秋田を訪れるのは4度目のため、ゆったりと過ごしてしまい、気がつけば15時前」(Aさん)
16時半に空港前でレンタカーを返却し、17時25分発の飛行機に乗る予定だったAさん。しかし、その時いた場所は空港まで2時間ぐらいかかる場所でした。
「これはちょっと急がないといけない。風景印で手紙を出すため、急いで郵便局に向かいました」(Aさん)
郵便局に着いたAさんですが、そこでまた予想外の展開が待っていました。
「風景印をお願いすると、『どこに押しますか?切手の斜め下でいいですか?こういう感じでいいですか?』と念入りに確認し、手渡したハガキのコピーを取り、押印の練習を始める局員さん。
普通なら丁寧な対応にただ感謝ですが、いまそんな暇はありません」(Aさん)
ご当地マンホールでまさかの足止め
なんとか押印してもらい、足早に駐車場に向かっている矢先、Aさんは「ご当地マンホール」を発見。
「さっと写真に収めて再び歩き出すと、前方にいた年配の警官が『何を撮っていたんですか?』と話しかけてきました。『三重から来ていたので、あのマンホールの柄が珍しかったのです』と返すと、『あれに気づくとはお目が高い。あれはね』と一生懸命由来を話してくれました」(Aさん)
普段なら気さくに話しかけてくれる地元の人の優しさに心温まるところですが、Aさんにそんな余裕はありませんでした。
「慌てて車に乗り込み、ナビの目的地を空港に設定すると、到着予測時間が17時26分」(Aさん)
飛行機は17時25分発のため、このままでは間に合いません。Aさん、大ピンチです。
絶体絶命からの逆転?
しかし神はまだAさんを見捨てていませんでした。
「ラッキーなことに、近くに空港まで繋がっている高速入り口がありました」(Aさん)
改めて「高速利用」で再検索すると、到着予測時間が16時半に短縮されました。
「これはいける!免許を取って20年ちょっとの間で高速を運転したのは2度目の私。不慣れなレンタカーで不慣れな高速運転でも四の五の言ってられません」(Aさん)
しかし、この高速道路にも思わぬ落とし穴が待っていました。ハラハラドキドキしながら1車線の高速に入ったAさんの行く手を、今度は安全運転で走行するバスが阻んだのです。
「このペースで走って間に合うか不安に思ってると、追い越し車線が現れました。バスの後方にいた車が追い越してきました。よし、私もと追い越し車線に入りも。再び車線がなくなっていくではありませんか」(Aさん)
独特すぎる高速道路に翻弄
慌ててバスの後方へ戻ったAさん。
「しばらく走ってると追い越し車線が現れては消え、現れては消え。これが秋田の高速スタイルか…」(Aさん)
まさかの高速スタイルに翻弄されながらも、次のタイミングを伺って、Aさんはようやくバスの前方へ移動することができました。
「空いてたこともあり、無事に空港に到着できて帰ってきました。余裕ぶってた私ですが、本当にハラハラしてました」(Aさん)
飛行機の時間が迫る中、風景印の押印練習を見守り、マンホール撮影をし、警察官の熱心な解説まで聞く羽目になったAさん。
最後は秋田の空いた高速道路に救われ、なんとか間に合った今回の珍道中だったようです。
(minto)
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