ペットに嫌われた!どうやって仲直りする?

今や家族の一員であるペット。犬や猫、ウサギや鳥に魚など、たくさんの人たちがさまざまなペットとの暮らしを楽しむ中で、可愛い姿に癒され、愛情を注ぎ、絆を育んでいます。5月31日放送のCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』でもそんなペットに関する話題が。道路交通情報センターの丸山さんから、飼っているセキセイインコについての悩みが明かされました。石塚元章特別解説委員と加藤愛が、話に耳を傾けています。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く病気が発覚
2羽のセキセイインコと共に暮らしているという丸山さん。
丸山「実は先日、そのうちの1羽のはっさくちゃんに病気が再発しまして」
かけがえのない存在であるペット。そんな彼らに病気が発覚したとあっては、心配で気が気ではありません。幸いはっさくちゃんの病気は、1カ月ほどの投薬治療を経て完治したとのこと。
加藤「丸山さんの献身的なサポートのおかげですね」
生活を豊かにしてくれるペットですが、ただ可愛がるだけではいけないのです。日々のお世話はもちろん、病気やけがをすれば看病も必要になってきます。「病気だから薬を飲まなければいけない」とは分からない彼らに異物を与えるのは、なかなかハードルが高いのです。それでも毎日ですから、骨が折れたのではないでしょうか。
完治はしたものの
そんな看病の甲斐もあり無事ペットの病気が治って一安心のはずですが、丸山さんはとあることに悩んでいるようです。
丸山「毎日朝晩の2回、逃げないように捕まえて薬を口に直接入れるという作業をしていたので、はっさくとの仲が最悪になってしまって。今は嫌われています」
石塚「あー、親の心子知らずじゃないけどね。だから助かったのに」
必要な投薬のためとはいえ、掴まれたり薬を飲まされたことがかなり悪い印象として残ってしまったようです。大好きなペットに嫌われてしまう、飼い主としてはこれほど悲しい事はありません。
丸山「でも嫌われても、生きていてくれさえすればそれでいいやと思って」
石塚「完全に親心だね」
それでもやっぱり、仲直りはしたいもの。丸山さんは通っている動物病院の先生の「信頼は取り戻すことができるから頑張ってね」という言葉を信じて、日々はっさくちゃんに接しているようです。
ご機嫌斜め
ただ人間関係と同じで、失われた信頼を取り戻すのは本当に大変なのだとか。
石塚「どんな風に嫌われちゃうの?」
丸山「以前は話しかけたら近寄ってきてくれていたのが今は無視されたり、手を差し出すと噛みつかれたりします…」
噛みつかれるのはまだアクションしてくれる分いいそうですが、無視されるのは本当につらいと切なげに語ります。「構わないでいただけるかしら」とでも言うようにプイっとあからさまに後ろを向かれてしまうそうで、関係を修復しようにも取りつく島もないようです。
加藤「『嫌なことをしてくる相手』だって認識されちゃってるんでしょうか」
丸山「そうです、完全に嫌なことしていたので」
石塚「薬も美味しくなかったんでしょうかね」
仕方ないと頭では理解しつつも、最愛のペットに嫌われるショックをやり過ごせないのも飼い主の心情です。
仲直りの方法
そんな丸山さん宛てに、リスナーからアドバイスが届きました。
「はっさくちゃんとあえて距離を置いて、もう一羽のインコちゃんと仲良くすることで嫉妬心を煽るのはどうでしょうか」(Aさん)
丸山「なるほど、帰ったらやってみます」
加藤「上手くいくかな?」
石塚「裏目に出ても知りませんよ?(笑)」
嫉妬心が吉と出ればよいですが、凶と出ると関係性はより険悪になってしまいそうです。しかし愛情を取り戻すためには一か八かの賭けに出ることも辞さないという丸山さん。
またこんな投稿も。
「わかります。その冷たい態度に耐えるの、つらいですよね。私も似たような経験がありますが、ひたすら謝りました。ちゃんと言葉にして『ごめんなさい』と伝えること2週間、ようやく許してもらえました。今ではお風呂もトイレも一緒に行くほどラブラブです」(Bさん)
丸山「羨ましい…!」
石塚「鳥は言葉がちゃんとわかるから、口に出すと伝わるみたいですね」
丸山さんの場合は決して悪意でやっていたわけではないですが、それでも「嫌な思いをさせてごめんね」と謝ることで、誠意が伝わるのかもしれません。人間と同じく、もしかしたらそれ以上に、ペットの気持ちも複雑なようです。
(吉村)
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