3試合ぶり!ホームで勝利を決めた名古屋グランパス、勝因はどの選手?

リーグ戦では相変わらずアウェイで勝てない名古屋グランパス。少しでも勝利を重ね、順位を上げていくことが緊急の課題です。4月26日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、勝利を飾った11節を現地観戦した城所あゆねが試合について振り返ります。
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20日のJ1第11節ホーム豊田スタジアムのサンフレッチェ広島戦は2-1で勝利しました。
城所「3試合ぶり(2日のJ1第8節・横浜Fマリノス戦)以来の勝利でございます。長かったね(笑)」
試合は前半40分、FWマテウス カストロ選手が相手ペナルティエリアの手前から強烈なシュートを放ち、先制します。現地で観ていた城所曰く「えぐかった」とのこと。
マテウス選手と言えば…というようなシュートで、本人はユニフォームを脱いで大喜び。
ただし、サッカーの試合でユニフォームを脱ぐことは禁止されています。脱いだマテウス選手はイエローカードをもらうこととなりました。
プレー中にイエローカードをもらうのは致し方ないことですが、不用意に自分からカードをもらった行為については注意してもらいたいところ。
喜ぶ気持ちは分かるだけに、現地では苦笑いするサポーターが多かったそうです。
無失点勝利はまだ遠い現状
後半3分にも、マテウス選手が追加点を入れ、試合は2-0とリードを広げます。
その後、後半36分にサンフレッチェ広島のMF菅大輝選手に1点返されますが、試合はそのまま2-1でタイムアップとなりました。
長谷川健太監督は、この試合でJ1最多タイに並ぶ594試合目を指揮したという記録となり、監督としてのキャリアの節目ともなりました。
城所「ここまできたらマテウス選手にはハットトリック(1試合で一人が3点取ること)を決めるんじゃない?と思いました。それくらい、この試合は勢いがあった。だからこそ、1失点はもったいなかったなと思いますね」
無失点で終わりたかったものの、相手は上位チームなだけにそう簡単ではなかったようです。それでも、ホームでも勝利にサポーターも選手も笑顔がこぼれる結果となりました。
直近は2連敗。14節に注目
「サンフレッチェ広島戦、最高の1日になりました!選手バスのお出迎えイベントにも参加し、いつもスタジアムのスクリーンで見ている選手を目の前で見て、試合にも勝って本当に良かったです」(Aさん)
城所「選手バスのお出迎えイベントは、ファンクラブの抽選に当たらないと参加できないんじゃないかな。強運ですね。試合以外のイベントで楽しめるっていうのもいいですよね」
また、この試合はマテウス選手がJ1試合出場200試合達成したということもあり「自ら花を添えましたね」というコメントも届きました。
ちなみに、マテウス選手には「悪魔の左足」を持っているという別名もついており、この試合の1点目はまさにその左足が炸裂したもの。
ただし、25日に行われた第12節をアウェイ・県立カシマサッカースタジアムの鹿島アントラーズ戦は、残念ながら0-1で敗戦。さらに29日にホーム・豊田スタジアムで開催された第13節・柏レイソル戦も1-2で連敗。
次の試合は5月3日にアウェイ国立競技場で開催の、J1第14節・清水エスパルス戦です。
(葉月智世)
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