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怪我をしても試合に出たがる選手を、監督は止めるべきか?

怪我をしても試合に出たがる選手を、監督は止めるべきか?

4月26日『若狭敬一のスポ音』では、あるリスナーの投稿をきっかけに若狭敬一アナウンサーが中日ドラゴンズから自身が所属するアナウンス部にまで及ぶ話題を展開。その中で若狭は中日・井上一樹監督と自らの共通点を見出します。

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怪我でも出場したい

先週の放送で、涌井秀章投手について語った若狭。その中で、涌井投手が「怪我の内容によっては出続けたいと志願する若手選手もいる」と言い、最近の例として楽天の辰己選手を挙げました。

それを聞いた広島ファンのリスナーから「広島・二俣翔一選手の存在を思い出した」とのリアクションが寄せられました。

「二俣選手は、4月2日のヤクルト戦でバントの自打球で負傷し、歯が8本折れました。
翌日、出場を志願し、新井監督はそれを意気に感じて出場させたそうです」(Aさん)

口内を8針縫う怪我でした。翌日は、顔を黒いマスクで覆っての出場でした。

あなたならどうする?

若狭「カープの男性スタッフが黒子の姿をしてるんで、二俣選手を見た時、一瞬びっくりしましたよね」

カープファンAさんにしてみれば心配の様子。

「5年目ということで、レギュラーを手放したくないと言う気持ちはわかりますが、その後、本来の力を発揮できず、暫く活躍できなかったので、ファンとしては複雑な気持ちになってしまいました」(Aさん)

そしてAさんから若狭へこんな質問がされていました。

「若狭さんはもし、中日の選手に、二俣選手と同じようなことが起きた場合、出場を停めた方がいいと思いますか?」(Aさん)

若狭曰く、昭和の時代なら、レギュラーならつべこべ言わずに出ろと言うのが監督。選手はそもそも痛いとは言わないはず。

若狭「これは難しいなあ~。監督によるんじゃないですか?」

ドラゴンズの場合

中日ドラゴンズでも怪我をした若手のケースが2022年、立浪監督時代にありました。岡林勇希選手が頭角を現した年です。

オープン戦で右手の薬指を怪我をして、開幕はグルグル巻きにして大怪我を押しての強行出場。

若狭「立浪監督も出ろっていうことで、岡林選手のブレイク元年に繋がりました」

さらに古い話だと、落合博満監督時代の和田一浩選手。自打球を左足の甲に当てて指を骨折していましたが、本人は試合に出ると主張し、落合監督も同じ意見でした。
そして見事優勝に貢献しました。

若狭「結果的に活躍したから美談になってるんですが、無理して一年棒に振る。あるいは野球人生が終わるということになると、良いとも言えないので、ここは結果論ですよね」

CBCアナウンス部の場合

若狭「井上監督は、どちらかと言うと今までのところ、早めにストップするタイプかもしれません」

柳投手は23日の巨人戦で5回途中で右肩を気にする仕草を見せて交代。

同じ試合で、村松選手は3回の第1打席、ピッチャーゴロを打った際、右脇腹を抑えるしぐさを見せ、次の守備から交代。

二人とも翌24日には登録抹消になりました。

「私?私はCBCの会社員で、デスクでも部長でもなくて、一管理職という立場ですが、このご時世100パー止めますよね」

小芝居を交えて、改めて自分ならこうする、と説明する若狭。

「お前、そんなんで休むのか?休んでもいいけど、もといた場所に戻れると思うなよ、なんて絶対言わない。100%パワハラですから絶対言わないです。私なら、アナウンス部の後輩は止めるなあ~」

井上監督同様、若狭も早めに大事を取らせるタイプのようです。 
(尾関)
 

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