一番近いのに最も遠い存在。妻と夫の驚愕エピソード

4月4日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「えぇ?」でした。今回は家庭内、特に夫婦間での「えぇ!?」を取り上げました。夫婦は一番近くにいて、最も遠い他人であることがうかがい知れる投稿を、北野誠と氏田朋子が紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く愛妻弁当のヒミツ
SNSで見かける、いかにも幸せそうな画像についての投稿です。
「愛妻家の友人、SNSに毎日愛妻弁当をあげていました。そんな友人と飲んでいると突然のカミングアウト。
『実は、2年前に離婚してたんや』『えっ、愛妻弁当とあげていたあの弁当は?』『あれ、毎日自分で作ったんや』『先週、結婚記念日で温泉行ったやつは?』『あれ、ひとり旅やねん』
衝撃の告白をされました…」(Aさん)
氏田「え…何を守りたいんやろ?」
北野「世間には結婚しててラブラブですよと言いたいのかな。離婚したことを世間にはあまり悟られたくない。2年も偉いな。弁当作ること、うまくなったんやろうな」
余計なこと
夫婦間では一見ささいなことがきっかけで、大きな亀裂を生むことがあります。
「とにかく今朝の出来事を聞いてください。トーストを2枚焼いて、妻の分もマーガリン塗っておいたら、『え、私のトーストにマーガリン塗ったの?もう触らないで!』…どういうこと?
『卵サラダを乗せて食べようと思っていたのに』
そ…そうなの?よかれと思ったのに。
やっぱり私は家の片隅でATMのようにじっとしてよう。そしておもむろにハイボール飲んでるのが平和なんだ、気を利かしてなんかやったらこんな目に遭うんだなと思います」(Bさん)
氏田「わかるかな。私もパンの焼き加減とかあるから、やらないで欲しい」
北野「自分のことは自分でやる、他人のことはしない。せいぜいやるのは、『冷蔵庫から牛乳出してくれる?』、それくらいはやりますよ。言われたらさっと動く。
それ以外はあえて何かしようとはしない。好みありますから。でも、マーガリン塗った上に卵サラダ乗せてもよかったんとちがう?」
氏田「そこはちょっと違うやん(笑)」
北野「自分の食べたいもんと違うからね。もう家で赤い前掛けと赤い帽子かぶって地蔵のようになっておいたらいいと思う」
夫の「気を利かせたつもり」はあまりヒットしないようです。
怖い人
次はちょっと怖い話です。
「あれは長男が生まれた18年前。1歳の息子を抱いて帰宅した元嫁。こども好きな私はすぐにこどもを抱き寄せ、遊び出しました。
元嫁が着替えなど、身の回りのことをして息子に近寄ると、笑顔で遊んでいた息子が怖いものを見たようなひきつった顔をして、私に抱き着き怖がりました。
『どうした?』と聞くと『怖い人』としゃべりだしました。
ふと元嫁の顔を見たところ、化粧を落とし、まゆげのない元嫁の姿。
なるほど元嫁がまあまあ厚化粧で、それを落としたためママではなく他人の知らない怖い人だと思ったようです。
ママがおっぱいを出したところ、匂いで気付いたのか息子はママだとわかりおっぱいに抱きつきました。厚化粧は人を美しくするんだと思いました」(Cさん)
氏田「ひどい!ただの悪口…(笑)。元嫁のいろんなことを思いだすんでしょうね」
いろいろあって“元”になったのでしょうか。
恐怖のお泊り
次も元夫の父母の話です。“元”になるには理由があるようです。
「私の元旦那と結婚してた頃の話。私は2回目の結婚で、1回目の義理の父と母とうまくいかなかった経験もあり、今度は元義理の父母といい関係を作ろうと決心していました。
初孫が生まれた直後に、元義理の父母と兄に家に泊まりにくると言われて『あ、ぜひ来てください、楽しみに待っています』と心にもないことを言いました。
結局、3日も滞在していた元義理の父母、兄。朝から和食を出し、昼ご飯はお寿司、晩ご飯の晩酌の準備やらを一生懸命やりました。赤ちゃんのお世話もあるのに。私は思っていました、『はよ、帰らんかい』、と。
元旦那も義理の父母も兄もまったく手伝うこともなく上げ膳据え膳。帰りにはおみやげを渡し、地獄の三日間が終わったのも束の間、1週間後、また元義理の父が『居心地よかったから泊まりたい』と言ってきました。
私は『この間来たばっかりやないか、あほちゃうか』と言いたかったのですが言えず。
元義理の父が泊りに来ました、しかも1週間。その後月一のペースで3日間くらい泊まりに来ていた義理の父。
私は2年後、この地獄のお泊りが耐えられず離婚を申し出ました。そのとき最後に元義理の父に言われた言葉が、『お前はいったいどこに嫁いできたと思ってるんだ!』。
その言葉を聞いたときに、離婚正解!と思いました」(Dさん)
氏田「正解!さすがにこれはないです」
北野「よう頑張ったけど…見る目がないなあ。ちょっと読んでて切ないですね」
元夫は父母、兄の言うがままに従ったのでしょうか?そういう家族だったのなら、離婚は仕方ない話でしょう。
(みず)
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