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「アッシー」「メッシー」「ミツグ君」バブル期の男女関係

「アッシー」「メッシー」「ミツグ君」バブル期の男女関係

新入社員が入社したり異動が発生すると、コミュニーケーションをとるために上司の口から「自分の世代ではこうだった」とか、「自分は〇〇の年代だ」などの話題が上りやすい時期でもあります。4月4日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』の投稿テーマは「あなたの同世代、同年代」。西村俊仁アナウンサーと安藤渚七が注目したのは、バブル世代のとあるリスナーから寄せられた投稿。今では考えられない男女関係のあり方に、驚きを隠せないふたりです。

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景気が良かったあの頃

「小学生のころ、『アッシー』『メッシー』という言葉を聞いて大きくなった世代です」(Aさん)

西村「それ聞いて大きくなったっていうと、『ちょっと大丈夫か?』っていう感じもするんですけど(笑)」

安藤「でも私も知ってますよ、このアッシーとメッシーは」

アッシーは送り迎えをしてくれる男性、メッシーはご飯をご馳走してくれる男性という意味の俗語で、どちらもバブル時代に流行した言葉です。

安藤「いまそれだけ聞いたらとんでもないことですよね(笑)。だってアッシーとメッシーが同じ人とは限らないですよね」

「送迎はこの人、食事はこの人」といった具合で何人もの男性をはべらしていた女性もいたようで、平成生まれの安藤は「すごい時代だな!」と改めて世代のギャップにびっくり。

足要因、飯要因に加え

「アッシー」「メッシー」にはリスナーからもリアクションが続々と届きました。

「私たちの時は『ミツグくん』もいましたよ。私にはメッシーくんだけいました」(Bさん)

安藤「ミツグくん?あっ、『貢ぐ』ってこと?」

女性にプレゼントを贈らされる男性は「ミツグくん」と呼ばれていたようで、アッシー、メッシーと並んでバブル期を象徴する男女関係のあり方を表す言葉です。

「アッシー、大学時代にいました。家から1時間ほどかかる大学だったので、近くの大学に通うSくんがアッシーをしてくれていました。今でも仲良しで、今は飲み友です」(Cさん)

安藤「やっぱり誰にでもいた時代なのかな?」

バブル期ではこういった男女関係のあり方が普通だったようです。

第4勢力?

「大学生時代、車を持っている男子は大抵アッシーでしたね。ちなみに女子は飲み会では支払わなくてもいいという時代。男子全員がメッシーであると言ってもいい時代だったと思います」(Dさん)

西村「あ、じゃあやっぱりそんなに凄く特別な存在でもないのかな?」

Dさんの投稿は続きます。

「ちなみに私の友人の女性は、自分の父親のことを『キャッシー』と呼んでいました。お金だけ出してもらえるという意味だそうで」

西村「おいおいおいおいちょっと待て」

安藤「キャッシングのキャッシー?悲しいよ…」

同じく娘を持つ親として、衝撃を隠しきれない様子の西村。

アッシーから伴侶へ

「アッシー君、いました。今の私の旦那さんです。バブリーな時代でしたから、どこへ行くにも車で家まで向かえに来てくれていました。二人の家の距離は車で1時間弱。ご飯もほぼほぼ旦那さんが支払ってくれました。あの頃はそれが普通だったんです」(Eさん)

安藤「待って!アッシー・メッシーから本命に昇格することってあるんだ?」

その言葉だけを知っている世代の安藤としては、アッシーはアッシー、メッシーはメッシーであってあくまでも本命ではないという印象だそう。

変わらない思い

「昔アッシーしてました。当時の連絡手段はポケベル。『〇時に〇〇駅に来て』と時間を問わず連絡が来ていました。
当時はなんとも思っていませんでしたが、いま振り返ってみると『何してたんだろう』と思います。ちなみにアッシーしてた相手は今の妻です」(Fさん)

安藤「やっぱあるんだね!だからもう恋人候補みたいな段階で、付き合う前にいいとこ見せたいってことだ!」

西村「付き合うためには、アッシーメッシーになることも辞さない構えであるぞと」

なにも女性が男性を良いように使っていたという話ではなく、「相手に良く思われたい」という思いの結果だったのかもしれません。景気は当時と格段に違いますが、その気持ちだけは今も昔も変わらないようです。

西村「しいて言うならキャッシーだけは解せない」

「うちの娘にはそう思われていないことを祈る…」と切な願いをこぼした西村でした。
(吉村)
 

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