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開幕4戦で連続勝ち星なし…グランパスの2戦を振り返る

開幕4戦で連続勝ち星なし…グランパスの2戦を振り返る

2月の開幕から3節まで終えた時点で、名古屋グランパスはまだ1勝もできていません。2月28日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、22日と26日に現地観戦した城所あゆねが、この2戦を振り返りました。

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なかなか勝てないグランパス

名古屋グランパスは、前回放送からの1週間で2試合戦いました。

まず22日に行われたホーム豊田スタジアムで行われたJ1第2節・ヴィッセル神戸戦は、2-2の引き分け。

城所「開幕戦スタメンだったFWマテウス・カストロ選手がベンチスタートではありましたが、開始早々に神戸のFW大迫勇也選手がゴールを決めたかのように思われたんです。
ただ、VAR判定の結果ハンドとされて取り消し。前半はお互いゴール前まで迫るんですが、0-0のままハーフタイムに」

この前半の大迫選手のゴール取り消しについては「ハンドではなく、ゴールだったのでは?」という疑問が出るなど、グランパスにとってはラッキーでも神戸側からすると不服の残る内容でした。

城所から見ても「完全にグランパスの守備が崩されていたから気を付けなきゃいけないと思った」とヒヤッとした様子。

神戸に何とか追いつく

そして、試合が動いたのは後半11分。グランパスDF徳元悠平選手がゴールし、1-0とします。

城所「このゴールが、今季のグランパスのファーストゴール。私が今季ユニホームを買った徳元選手です。その後も、グランパスが神戸のゴールに迫る時間帯も続いたんですが…」

相手は昨季J1王者、そう簡単に勝たせてくれるはずがありません。
後半25分、そして30分にどちらも大迫選手にゴールを許し、1-2と逆転されます。もし、試合開始早々のゴールが取り消されていなければ、大迫選手はハットトリックでした。

その後、グランパスは後半40分にPKを獲得すると、MF稲垣祥選手が落ち着いてゴールして2-2と追いつきますが、そのまま試合終了。

川崎フロンターレに0-4と大敗した開幕戦を思えば、負けなかっただけマシなのかもしれませんが、ホーム開幕戦を勝利で飾ることはできませんでした。

ケガ人を出して敗戦

続く26日、アウェイ・味の素スタジアムで行われたJ1第3節のFC東京戦は1-3で敗れました。開幕3試合連続で未勝利です。

城所「本当にはぁ…という感じですけど。前半、グランパスはチャンスを作ってはいたものの、決めきれず。前半31分に自分たちのミスからFC東京のFW山下敬大選手に決められて0-1、先制点を奪われました」

不運は続き、前半36分にグランパスDF原輝綺選手が左足首を負傷し、一度ピッチ買いに出ます。一度は戻るも、前半41分に負傷交代。
城所も「長谷川監督は予想外の交代だったのでは?」とケガが少しでも軽傷であってほしいと話しました。

後半14分にFC東京のFW佐藤恵允選手に2点目を許し、0-2となります。
何とか後半21分にグランパスのMF椎橋慧也選手が1点返すも、そのまま1-2で試合終了しました。

さらに試合後の挨拶に原選手は現れず「重傷なのでは?」という憶測も飛び交いました。
SNSでは早くも就任4年目の長谷川監督の責任を問う厳しい声も出ています。

リスナーからは「味の素スタジアムのFC東京ホームゲームで10年勝てていない」という指摘も。2015年以降、味スタでは勝利がないグランパスにとっては鬼門のようです。呪縛が解き放たれるのは早くても来年以降になります。

なお、放送後の3月2日、ホーム豊田スタジアムで開催されたJ1第4節・FC町田ゼルビア戦は、1-2で敗れました。今季初勝利はいつになるのでしょうか?
(葉月智世)
 

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