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中日OB・川上憲伸が告白。新人時代の可愛すぎる寮のエピソード

中日OB・川上憲伸が告白。新人時代の可愛すぎる寮のエピソード

2月26日、中日ドラゴンズOBで野球解説者の川上憲伸さんがCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。今回川上さんが語ったのは、入団当時の選手寮の思い出。聞き手は宮部和裕アナウンサーと安藤渚七です。

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天井は星空

1997年ドラフト会議でドラゴンズを逆指名し、ドラフト1位で入団した川上さん。
当時名古屋市西区にあった昇竜館での思い出を聞きました。

川上「最初は部屋の天井に星を貼りましたね」

安藤「もしかして暗くすると光るやつ?」

宮部「何てロマンチックなんですか(笑)」

安藤「可愛すぎる!(笑)」

川上さんの隣の部屋にはドラフト2位で入団した森章剛さんがいました。
森さんは寝る時に、アイルランド出身の女性ミュージシャン・エンヤの曲を、大き目の音量でかけていたそうです。

音楽が聞こえてくるのなら

ヒーリング効果のあるエンヤの楽曲が、川上さんに影響を与えたようです。

川上「ホームセンターみたいなとこで、星をいっぱい買ってきて貼って、自分でひしゃくの形の北斗七星も作りました」

安藤「可愛すぎないか?(笑)」

北極星もちゃんと作り、南極星も入れたとか。

安藤「『うるさいよ』って言わずに、その音楽が流れてくるなら、それに合う部屋にしちゃおうと思うのがすごいです」

川上「うるさい音楽ではないし、またそれが自分の部屋からじゃなくて、どこからともなく聞こえてくるのがいいんです」

CDまで買ってしまう

「どこからともなく」と言った川上さんですが、自分の部屋から一歩出ると、音楽は森さんの部屋から聴こえてきました。

川上「でも、部屋にいると壁伝いで微妙にいい感じなんです。いつもかかってましたよ」

さらに影響を受けた川上さん、次の年には車の中で聴くためにエンヤのCDを購入したそうです。

安藤「部屋でも聴いて、車でも聴いてた(笑)」

さすがに車の天井にまで、星は貼らなかったそうです。
ちなみに翌年、川上さんは部屋を変わりましたが、その後に福留孝介さん入ったそうです。
天井の星はそのままにしておいたとのこと。

川上「でもね、リフォーム的な掃除が入ったんでしょう。星のことは何にも言わなかったから、剥がされてたんだと思う」

ペット禁止だけど

川上「あとはネコを飼ってましたね」

宮部「寮ってペット可なんですか?」

もちろん寮はペット禁止。時効という事で話は進みました。

このネコと出会ったエピソードを続ける川上さん。

ある日、寮の近くに停めてあった車のタイヤ際に、ネコがいるのを見つけたそうです。
身体が衰弱していたので病院に連れて行ったところ、息を吹き返しました。しかし獣医から「このままにしたら死ぬよ」と言われてしまったとのこと。

川上「どうしようかなと思って、とりあえず部屋に置いとこうかなと。そしたら半年ぐらいちゃんといました」

心優しい川上憲伸さんの、ルーキー時代の寮の思い出でした。 
(尾関)
 

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