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『孤独のグルメ』に夢中!高校生パーソナリティが見つけた料理動画の楽しみ方

『孤独のグルメ』に夢中!高校生パーソナリティが見つけた料理動画の楽しみ方

CBCラジオ『たっちゃん部』は、愛知・岐阜・三重の3県の高校生たちによるラジオ番組コンテスト「トーク甲子園2024」優勝者にして現役高校2年生のたっちゃんが、「たっちゃん部」部長として自由気ままに活動する放課後青春バラエティ番組です。2月25日の放送では、たっちゃんが最近ハマっている料理番組や料理動画について熱く語りました。

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五郎さんへの憧れ

最近、たっちゃんは料理動画や番組を見るのにハマっています。最も大きな影響を受けたのは、テレビドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)です。

「あれ、ちょっとおもしろすぎやしないか」と、たっちゃん。

休日の昼間、特に見るものがない時間に放送されているドラマを、時にはお昼ご飯を食べながら視聴することが楽しみになっているそうです。

このドラマの魅力について、たっちゃんは主人公の五郎さんに憧れを抱いていると話します。

感性だけで選ぶ魅力

たっちゃんは、「自分のお腹が空いたという状態と感性を頼りに店を探して、そこに入って美味しいものを食べる」というスタイルに魅力を感じています。

私たちが普段お店を選ぶときには、店構えや人の入り具合、レビューサイトの評価などを気にしがちですが、五郎さんはそういったものに左右されず、自分の感性だけで行動しています。

「ひとりで、誰の目も気にせず、自分の食べたいものをすごく美味しそうに、食べたいように食べている」という点が、このドラマの醍醐味だと分析しました。

料理は「起承転結」の物語

料理を作る過程を見るのも好きだというたっちゃん。

例えば二郎系ラーメンを自宅で再現するYouTuber。圧力鍋を使う人や、スーパーで買える食材だけで挑戦する人など、様々なアプローチがあって面白いと感じています。

また、本格的なイタリアンシェフによるローストチキンの作り方といった動画も魅力的だと話します。

こうした料理動画の面白さは「起承転結」にあるとたっちゃんは考えています。

材料を見せるところから始まり(起)、調理が進み(承)、こだわりが語られ(転)、最後に「完成しました。いただきます。おいしい」という結末(結)を迎えるという一連の流れに、物語性を感じているのです。

裏切りとパフォーマンス

食べることは生きていく上で必須の行為であるため、共感しやすく、イメージもしやすいというのもポイントだとたっちゃんは指摘します。

さらに「えっ隠し味でコーヒーを入れるんですか?」といった意外性や裏切りの要素も魅力のひとつと捉えています。

加えて、チャーハンの鍋振りや繊細な包丁さばき、大きな魚をさばく様子など、料理にはパフォーマンス性もあります。

これらを見ると、プロスポーツのスーパープレイを見るときのような爽快感や、「すげぇ!」という純粋な感動があるとたっちゃん。

「料理ってエンターテインメントとしてもめちゃくちゃ面白い」と熱く語りました。

「誰も傷つかない」魅力

料理コンテンツの特徴として、たっちゃんは「平和」であることを挙げます。

「基本的に誰も傷つかない。美味しいものを作って、美味しそうに食べる、それでも面白い」というのがその理由です。

爆笑するような面白さはないものの、安心してゆったり見られる楽しさがあるとたっちゃんは感じています。「楽しそうだね、美味しそうだね」と気楽に視聴できることも、料理動画の魅力だと語りました。

さらに、食べる人の表現や人柄、作り手やお店の人の物語など、「人」にフォーカスした内容も見どころのひとつだといいます。

生きることと料理

YouTubeについて、たっちゃんは大きく「エンタメ型」と「実用型」の2つに分類できると考えています。

「エンタメ型」は面白さが中心で、「マンガ飯の再現」など自分では絶対作らないようなものを作り、失敗も含めて楽しむコンテンツ。

一方「実用型」は家庭の知恵やテクニックを教えてくれるレシピサイト系のコンテンツ。たっちゃんは、この実用型も「意外と楽しい」「刺激が強くなくてのんびり見られる魅力がある」と思っています。

「作らなくても、見るだけでも十分楽しい料理ですが、生きていく上で必要な行為というのはすごく奥深いし、懐も広いんだなと日々驚かされています」と、料理の持つ多様な魅力に思いを巡らせるたっちゃんでした。
(minto)

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