ボカロP・nogumiさん、楽曲作りのきっかけを明かす
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2009年1月31日、クリプトン・フューチャー・メディアからキャラクターボーカルシリーズ第3弾として発売された「巡音ルカ」。誕生から16年のアニバーサリーソングとして「巡り、環り、めぐり続く」を制作したクリエイター・nogumiさん。2月23日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、清水藍がnogumiさんをゲストに迎え、ボカロPとなった経緯などを尋ねました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く大学1年でデビュー
優しく繊細なサウンドと、心に響く歌詞が特徴的なクリエイター・nogumiさん。
2019年にボカロPデビュー。2022年8月投稿の「いちにのさんで」(nogumi feat. 初音ミク)は、「第11回楽曲コンテストプロセカNEXT」に採用。2023年には「生きること」(nogumi feat. 初音ミク)が『初音ミク「マジカルミライ2023」楽曲コンテスト』準グランプリ受賞となるなど、活躍の場を広げています。
清水「デビューが2019年ということで、ここまで走り続けてこられた印象ですけど」
nogumi「そうですね、自分でも一生懸命走り続けてきたと思ってます」
ちなみに、デビュー当時は大学1年生だったそうです。
偶然聴いたピアノ曲
nogumiさんがボカロと出会ったのは中学生の頃。
最初に耳にしたのは「裏表ラバーズ」(wowaka feat. 初音ミク)でしたが、ハマるようになったのは、その後半年くらい経って聴いた「六兆年と一夜物語」(kemu feat. IA)だそうです。
nogumi「たまたまYouTubeで、まらしぃさんの弾いた曲をボカロと知らずに聴いて、いいなと思って調べて『これがボカロか』と思って。そこからハマっていきました」
清水「nogumiさんはピアノ等の経験は一切ないんですよね。それでもYouTubeで『ピアノを弾いてみた』を聴いて驚かれたと」
「たまたまだった」とnogumiさん。その後ピ原曲を聴いても、やはり衝撃は変わらなかったそうです。
初投稿のキャラクター
およそ5年後、ボカロPとして曲を作るようになったきっかけについて「本当は『歌ってみた』をやってみたかった」と明かしたnogumiさん。
nogumi「でも、当時(歌の)録音環境がない、マイクや録音機材をそろえるお金もなくて。でも何か作りたいなと思った結果『じゃあ、曲を作るか』ってなったんです。
もうひとつは、Guiano(ぐいあの)さんが同い歳と言うことを大学1年の時に知って『世界秩序と六等星』(feat.IA)を聴きました。それで自分にもできそうと思って始めました」
Guianoさんには、『プロジェクトセカイ』公式配信番組『プロセカ放送局』でインタビュー経験のある清水も、その特徴的なサウンドが印象的と語ります。
その点はnogumiさんも同じで「洋楽的というかK-POPのような要素がある」と続けます。
清水「nogumiさんの初投稿は重音テトだったと思うんですけど、理由はあるんですか?」
nogumi「無料で使えたから(笑)」
ちなみに、その後nogumiさんが初めて買ったキャラクターはIAだったとか。
この後もアニバーサリーソング「巡り、環り、めぐり続く」の制作秘話などが続きました。
(葉月智世)
番組紹介
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