名古屋グランパス、開幕戦は黒星に。現地観戦したサポーターの見解
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2月15日、名古屋グランパスはUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(神奈川県川崎市)で川崎フロンターレと戦いましたが、結果は0-4と無得点敗戦。2月21日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねがサポーターからの投稿を交え、現地観戦をレポートしました。
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アウェイで迎えた開幕戦で、残念ながら黒星発進となった名古屋グランパス。
城所「前半に関しては、結構いい試合をしてたんじゃないかなと思うんですよ。ただね、後半からいろいろありました」
時系列で説明すると、後半13分にフロンターレDF高井幸大選手が頭でゴールし、先制を許します。
このゴールについてはオフサイドの可能性ありとされ、VAR判定に持ち込まれますが、結果的にゴールが認められました。
城所はこの得点について納得がいっていない様子。VARで認められた以上、どうしようもありませんが、同じように思っていたグランパスサポーターは他にもいたようで、SNSにも試合後同じような意見が見受けられました。
一方的にやられた後半
失点はさらに続きます。
後半22分、フロンターレFW山田新選手に追加点を奪われ、0-2となったグランパス。この後も後半34分に交代で入ったばかりのフロンターレMF山内日向汰選手、そして後半37分にフロンターレFW宮城天選手がとどめの4点目。
グランパスは成す術もなく、無得点大敗したのでした。
城所「仕方ないですね…前半は0-0で抑えたものの、後半からこんなにガタガタするかっていうのもあって、ちょっとこんなにも点が取られる?っていうのは思いました」
敗戦後、長谷川健太監督が「良い形でスタートできると思っていた反面、こういう結果になることもどこかで覚悟していました。これが現状だと思います」とコメントしたことは、一部サポーターから反感を買ったのも事実。
長谷川監督になって4年目となる今季、昨季開幕戦(2024年2月23日vs鹿島アトラーズ)で喫した0-3よりもひどいと嘆くサポーターもいました。
大切なのは、連敗しないこと。次の試合はホーム開幕戦なだけに、より結果が求められます。
結果から目を背けたリスナーも
一方で、ベテランGK武田洋平選手が自身初のJ1開幕戦での先発を飾りました。
城所「昨季なら『このゴールはGKミッチェル・ランゲラック選手だったから止めてたな』っていうのが多かったんです。今回は、武田選手だからこそセーブできたなってシーンもあったし、武田選手でも止められないよねっていうゴールだったかなと思っています」
GKやDF陣だけではなく、チーム全体として修正が必要だと感じているようです。
リスナーからは…。
「え、開幕はまだですよね?川崎フロンターレ戦なんてありましたっけ?記憶にありません」(Aさん)
現実から目を背けた内容に、城所も笑うしかありませんでした。
他にも「チーム全体としてタフさがまだまだ足りないと思います。フィールド内で鼓舞するリーダーがいれば…」といった声も。
フィールド内で鼓舞するリーダーの存在については、城所も「移籍した選手を挙げるわけにはいかないだけに…」と口ごもる一幕もありました。
リーグ戦38試合のうちの1試合だという考え方もできる一方で、この敗戦から何を学び、修正するのかは監督と選手たち次第となりそうです。
なお、22日に行われたJ1第2節・ホーム豊田スタジアムで行われたヴィッセル神戸戦は2-2の引き分け。次の試合の第3節アウェイ・味の素スタジアムで行われるFC東京戦こそ、今季初勝利を掴みたいところです。
(葉月智世)
番組紹介
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