日本酒の試飲をゲーム機械化!?売上0円から4000万円に
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インバウンド効果により訪日客が増加しています。そんな中、岐阜県高山市にある舩坂酒造店では、売上に繋がらない試飲の増加に悩まされていました。そこで試飲をゲーム機械化したことで、2024年度の売り上げが4000万にものぼったのです。2月19日の『CBCラジオ #プラス!』では、中日新聞の記事を基に、CBCアナウンサー永岡歩、三浦優奈、つボイノリオがこの話題を取り上げました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くなぜ試飲の数と売り上げが結びつかないのか
舩坂酒造店はこれまで、従業員が1杯ずつ瓶から注ぐ無料試飲を行なっていました。
2019年の時点では訪日客が増えて試飲の数も増える一方、試飲数の割に販売に結びつきません。
訪日客はお酒を買いたいわけではなく、日本で日本酒を飲むといった体験を求めていたのです。
訪日客が増えれば増えるほど売り上げが減る現状を打破するため作ったのが「酒ゲームセンター」でした。
ゲーム機械化とは
この「酒ゲームセンター」では、専用コインを1枚100円で買い、まずこのコインでおちょこを買います。
お酒が入った専用の機械におちょこをセットし、コインを100円入れると1杯分の試飲が出てくるという仕組み。
購入したおちょこは試飲後、持ち帰ることが可能です。
これにより今まで0円だった売り上げが、2024年度で4000万円を超えるまでに。
試飲も今まで300杯が限界でしたが、自動化により5倍以上の試飲ができるようになりました。
いわゆる日本での「ジャパニーズ酒」の体験や経験。
これでお金を取れるようになったというナイスアイデアです。
つボイの懺悔
この話題を聞いたつボイは「私もこれ反省がある」と懺悔が始まります。
自身が試飲した際、荷物が多い時や急いでいる時は、買う気持ちはあれど飲むだけ飲んでいたそうです。
これには永岡も「そういうこともある」と共感。
さらにつボイは試飲して買う場合、「すいません、買うのでもう1杯ください」とおかわりを要求するそうです。
三浦もこれには「それ言えちゃう人なんですね(笑)」と驚きの様子でした。
みんな大好きカルディの無料試飲
スタジオでは「試飲だけしたい」という訪日客の気持ちについて、「用もなくカルディの店の前にいる人の気持ちに似ているのでは?」と盛り上がります。
カルディでは入り口で従業員が自社のコーヒーの試飲を提供し、それを飲みながら店内を回れるサービスを行なっています。
「買わないけど日本酒を試飲したい」と「買わないけどカルディのコーヒーを試飲したい」は同じのように思われます。
つボイもカルディで買い物する際、たまたま店頭で試飲をやってないタイミングの場合は、時間をずらして入り直すんだとか。
永岡はラテの状態で提供されるコーヒーをブラックに変更するようです。
その場合はしっかりカルディで買い物をするんだとか。
無料で飲める試飲の魅力は全人類共通です。
(ランチョンマット先輩)
番組紹介
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