CBC瀧川幸樹アナ、天下の奇祭「国府宮はだか祭」に初参加!
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2月10日、愛知県稲沢市で「国府宮はだか祭」が開催されました。42歳と25歳の厄年の男を中心に、サラシのふんどしと白足袋をつけただけの数千の裸男が集まり、厄除けを祈願するお祭りです。2月12日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、初めてはだか祭に参加したという瀧川幸樹アナウンサーがその様子を語りました。聞き手はつボイノリオと小高直子アナウンサーです。
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国府宮はだか祭は、愛知県稲沢市にある国府宮神社に伝わる難追神事です。
人々が願いを込めた「なおい布」を「なおい笹」に結び付け、それを担いだ裸男たちが群れをなして勢いよく境内へ駆け込み奉納するのです。
祭りはこれだけでは終わりません。その後に登場する「神男(しんおとこ)」に触ることで、厄を払うことができると言われています。
神男は志願者の中からくじ引きで選ばれ、神事の3日前から儺追殿(なおいでん)に籠って精進潔斎に努めているとのこと。
なおい笹の奉納が終わると、境内は神男の登場を待つ数千人の裸男たちによって埋め尽くされます。やがて神事を終えた神男が現れると、厄払いをしようとする男たちによる凄まじい押し合い、揉み合いが繰り広げられます。
神男は揉みくちゃにされながら一切の厄難をその身に引き受けて、儺追殿へと戻っていくのです。
激しいけれど癖になる?
そんな熱気と興奮の奇祭に参加したという瀧川は、はだか祭で身に着けていたハチマキと帯を着用して登場。
つボイ「初めて参加した気持ちはどうでしたか?」
瀧川「祭の最中は『もう二度とやるもんか』って思ってたんですが、終わってみると『やっぱり来年も出ようかな』っていう思いが出てきて。清々しいし心が洗われた気分になったので、全てひっくるめて楽しかったですね」
寒空の下で繰り広げられる男と男の激しいぶつかり合いは、やはり過酷だったようです。それでも終わった後には充実感や満足感があったとのこと。
つボイ「すごい高揚した感じでしたよね」
小高「興奮冷めやらないまま会社に帰ってきましてね」
一晩明けた翌日も、祭りの余韻がなかなか抜けない様子だったという瀧川。
小高「ずっとそのテンションのままいるんです」
日常に戻ってもしばらく尾を引くくらい、凄まじい大熱狂の祭りだったのではないでしょうか。
触れるのは一握り
瀧川「神男にも触りました!」
つボイ「めちゃくちゃラッキーやったね!毎年やってても触れへん人っていくらでもいるんやから」
瀧川「でも本当にすごかったです。揉み合いになった時も、人から湯気ってこんなに出るもんなんだなって」
数千人の荒ぶる男たちに囲まれた神男は、触るどころか近付くことも容易ではありません。そんな神男に初参加にして触れたとのことで、瀧川はかなり幸運だったようです。無事に厄が落とせたのではないでしょうか。
小高「地元の人にはそれだけでありがたがられるから。瀧川さん自体がありがたいものとしてね」
瀧川「触ったっていうことで結構握手求められました」
それだけ神男に触ることは難しいことなのです。
神男の体験談
リスナーからもはだか祭に関する投稿が寄せられました。
「数年前、パートナーの知り合いが神男に選ばれました。普段はおちゃらけている感じですが神男に選ばれた途端、人が変わったかのように紳士的にまじめになりました」(Aさん)
小高「自覚みたいなものができるのかな」
つボイ「俺を頼って厄を落とそうとしている人がこんなにいるんやと。おちゃらけとってはいかんと思ったんかな」
Aさんの投稿は続きます。
「そして祭りの後日談で、彼は『何度か気を失いかけた』と言っていました。身体を見せてもらうと痣でいっぱいでした。『でも本当に神男になれてよかった、人生観が変わった』と、祭りの時期になるといつも言っています」(Aさん)
つボイ「参加しただけで、瀧川君もなんかちょっと変わりましたもんね」
Aさんの投稿から、神男がいかに過酷ではだか祭がどれ程激しいものなのかが伺えます。
価値観が変わるほど刺激的な体験がしたい方は、国府宮はだか祭に参加してみるといいかもしれません。
(吉村)
番組紹介
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