3週間も経った誕生日メッセージを紹介するボカロ楽曲番組

2021年のCBCラジオ開局70周年キャンペーン番組として始まった『RADIO MIKU』では、開始から4年経った現在も「初音ミク」を中心としたボカロ楽曲を紹介しています。2月9日の放送では、昨年大ブレイクしたずんだもんの楽曲をパーソナリティ兼ディレクターの清水藍が紹介しましたが、投稿者が想定しなかったタイミングでのオンエアとなりました。
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この日リクエストでオンエアされた楽曲は「いっぱいキャパシティ」(宮守文学 feat.春日部つむぎ, ずんだもん)。
「昨年は行っていなかった場所やネット上でしか知らない人に会う機会あるなど、嬉しいことも多かったのですが、反面ままならないことや他人との関わりに悩むことも多く、宿題をどっさり出されたような、そんな苦しい気持ちの時に聴いたのが『いっぱいキャパシティ』です」(Aさん)
実はこの曲、昨年3月にもオープニング楽曲としてオンエアしたことがありました。
清水「2025年も1ヶ月経っちゃったよ…という人のために、もう一度お届けしたいと思います」
納期などが迫ってきている時にあえて「ヤバい全然終わってない」的なことを発言すると、案外周囲が助けてくれることがあるかもしれません。「この番組宛てでも構わないので吐き出して欲しい」と清水。
タイミングがずれたお祝い
Aさんのメッセージには続きがありました。
「おそらくこのメッセージが読まれるであろう1月19日は私の誕生日です。厚かましいお願いですが、『お誕生日おめでとう』のコメントがもらえたら嬉しいです」(Aさん)
メッセージが送られたのは1月12日。
「次の収録に間に合うだろうから読んでもらえるかな」とのタイミングで送ってくれたんだろうと推測する清水。
しかし、実際に読まれたのは投稿から4週間後でした。
こうなった経緯について弁明を始める清水。
清水「すみません、この辺りから番組ではゲスト回が怒涛のように始まりまして」
1月後半は鏡音リン・鏡音レンのアニバーサリー特集として19日は光収容さん、1月26日はヤマギシコージ(ヤマギシさん・うにしさん)のインタビュー回となりました。
清水「遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございました!」
進捗ダメダメです
実は、清水とプロデューサーによる番組チームも「いっぱいキャパシティ」に陥っているそうです。
その理由は、ニコニコで2月21日から24日まで開催されるボカロ楽曲の祭典『ボカコレ2025冬』。
2021年の秋から、このイベントのメディアパートナーとなっている『RADIO MIKU』では、ユーザーたちに交じって毎回オリジナル楽曲を投稿しています。
昨年夏のボカコレがサイバー攻撃で中止となったため、1年ぶりの開催となります。
「進捗ダメダメです」(GYARI(ココアシガレットP) feat. 宮舞モカ)をオンエアしながら、番組チームが投稿楽曲制作に苦戦していると明かす清水。
2月に入るまでの進捗はゼロ。昨年夏にふたりで決めていた新曲のテーマも時間の問題で撤回したそう。
ちなみに今回の楽曲のテーマは「謝罪」となる模様です。
昨年12月にはクラーク博士を呼び捨てにしたことを謝罪するため、札幌市のクラーク博士像を訪れた清水たち。
一体、どんな楽曲が出来上がるのか続報が気になります。
(葉月智世)
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