アジア・パラ大会のボランティア応募を4月末まで延長
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2026年に愛知県内を中心に開催されるアジア最大のスポーツの祭典「アジア競技大会」と「アジアパラ競技大会」。その組織委員会と県や名古屋市が、大会を支えるボランティアの募集に力を入れています。当初1月末までとしていた募集期間を4月末まで延長したとのこと。2月5日の『CBCラジオ #プラス!』は、CBCアナウンサー永岡歩とつボイノリオがこの話題についてトークを繰り広げました。
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「アジア競技大会」と「アジアパラ競技大会」の両大会で約4万人のボランティアを募集していますが、1月末の時点では定員に達していません。
現在は高校生向けにPRを催したりと募集に力を入れています。
募集しているボランティアは、競技進行の補助などにあたる大会ボランティアと、駅での観客誘導などを行なう都市ボランティアの2種類。
18歳以上が条件です。
ボランティアの良さって?
大会ボランティアについてつボイは「良い機会では」と話します。
というのも、アルバイトを通して、稼いだお金はすぐなくなっても得た経験や知識が身につくからとのこと。
つボイ自身も、憧れだったフルコースが提供されるようなレストランでアルバイトをし、食器の並べ方などを教わりました。
つボイ「フィッシュナイフとミートナイフは違うんだ、コーヒースプーンとティースプーンは違うんだ、というのをどんどん覚えて」
得るお金以上に経験や知識は尊いものです。
他にもアジア大会というトップレベルの選手や日本人選手の活躍を間近で見られる機会や、世界中から訪れる外国人観客と接する機会を得られるのも国際大会のボランティアの魅力。
つボイはもうひとつ「ボランティアをすれば嬉しい経験が得られる」と話します。
つボイ「関係者以外立ち入り禁止に入れるとめちゃくちゃ嬉しい(笑)」
永岡「ちょいとマウントがとれるというね(笑)」
誰もが気になる舞台裏を自由に行き来できるのも運営側ならではの特権です。
適正な運営資金の使用を求む
人を使うということはお金が必要ですが、ボランティアが活躍するほど運営上の資金を有意義に使うことができます。
しかし、つボイには懸念する点が。
つボイ「東京五輪の上層部の方はどうですか?変なお金の動かし方してましたでしょ?で、こっちはボランティアでタダで働け?これはないやろうと」
組織委員会の試算では3100億円と、当初の予定より大幅に上がっています。汚れたお金の動きがないように徹底して欲しいところです。
応募の締め切りは4月30日。
採用イベントが2月~5月頃に行なわれ、7月~11月に共通研修。
そして来年4月に役割別研修があり、さらに8月~9月に会場別研修を経て、やっと9月10月の本番を迎えます。
大会当日だけではなく、それまでの研修などでも相当時間が割かれるボランティア。
その分お金ではなく、特別な経験を得られることでしょう。
(ランチョンマット先輩)