藤井聡太七冠の賞金は1億7556万円!気になる使い道
日本将棋連盟が昨年の獲得賞金・対局料上位10傑を発表し、藤井聡太七冠が1億7556万円で3年連続1位となりました。この現実離れした金額について、2月4日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』にはリスナーからたくさんの反応が集まりました。つボイノリオと小高直子アナウンサーが、感想を交えつつ投稿を紹介します。
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藤井七冠が2024年の1年間の対局で稼いだ金額は、将棋界ダントツとなりました。金額を聞いてもピンと来ていない様子のふたり。
小高「身近じゃないな」
つボイ「でも、かわいそうやで」
そう言ってつボイが紹介したのはリスナーの投稿。
「藤井さんの獲得賞金は1億7556万円とのことですが、前回よりも1,000万円減ってしまったようです」(Aさん)
小高「全然かわいそうじゃないです(笑)」
つボイ「でも、私だったら1,000万円減ったらマイナスになってしまう(笑)」
藤井七冠は昨年叡王のタイトルを失っており、減額は全八冠保持から一歩後退したことに起因しているようです。ちなみに前年の獲得賞金は1億8634万円だったとのこと。
小高「藤井さんはそこあまり気にしていないと思いますよ。増えようが減ろうが」
そういった印象を抱かせる人柄が、ファンや応援する人が多い理由なのかもしれません。
賞金の行方
小高「でも昔の話ですけど、『賞金とかどうされてるんですか?』っていう質問に対して『親が管理してます』って言ってましたよ」
現在藤井七冠は22歳。小高がその話を聞いたのは割と昔のようなので、今では自身で管理しているのかもしれません。
つボイ「気になるところやな」
小高「どうなってるのかなって」
以前、竜王のタイトルを獲得した際の会見で「賞金で自分自身に何か購入したいものは?」と質問されたのに対し、長考した結果「いえ、別に…」と回答していたという藤井七冠。あまり物欲はないようです。
つボイ「小学生の頃のお年玉、藤井君はちゃんと自分のものにしてたやろか?」
七冠は伊達じゃない
こんな投稿も届きました。
「2位は藤井七冠から叡王のタイトルを奪った伊藤匠七段の4,364万円だそうです。桁違いに少なくて、何だかかわいそうです」(Bさん)
小高「少なくない!かわいそうじゃない!」
2位以降の棋士の方たちの賞金金額が決して少ないわけではないのに、そう感じてしまうのはそれだけ藤井七冠が圧倒的だからに他なりません。
つボイ「でも本当に1位の藤井君はやっぱり文字通り桁が違うなと。七冠なので、それぞれのタイトルで入ってくる賞金もあるし。まさに賞金王だなと」
好きだから
こんな意見も寄せられました。
「それにしても、タイトルを獲得するのに、何日も何時間も頭脳を駆使して戦うことを思うと、割に合った賞金額なんだろうか?とも思ってしまいます」(Cさん)
棋士の方たちの戦いは非常にハードです。体力や精神力の疲労も、並ではないと思われます。
小高「でも藤井さんは将棋が何より好きで、楽しそうにやってますからね。例えば親に押し付けられて嫌々やっていて、苦痛で仕方ないんだったら割に合わないのかもしれないですけど、楽しそうですもんね」
賞金の使い道が思いつかないのも、「将棋を指すこと」自体を目的としているからなのかもしれません。好きなことを突き詰めたら、結果がついてきた。これほど理想的なことはありません。
小高「やっぱりそうありたいなって。だからみんなが憧れたり尊敬したりするわけですよ」
つボイ「将棋、今から習おうかな?」
小高「欲にまみれすぎてます!(笑)」
藤井七冠は今年もタイトルを保持し、1位の座に君臨し続けるのでしょうか。若き賞金王の今後の活躍に、一層期待が高まります。
(吉村)