「散歩」で広がる思考の世界!たっちゃんが見つけたひとり歩きの贅沢な楽しみ方
CBCラジオ『たっちゃん部』は、愛知・岐阜・三重の3県の高校生たちによるラジオ番組コンテスト「トーク甲子園2024」優勝者にして現役高校2年生のたっちゃんが、「たっちゃん部」部長として自由気ままに活動する放課後青春バラエティ番組です。1月14日の放送では、ひとり歩きが好きなたっちゃんが、「散歩」の楽しさについて語りました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く思考の整理に最適な「ひとり散歩」
ひとり歩きが好きなたっちゃんは、夏休みなどの長期休暇で時間に余裕があるときは、運動不足解消のために散歩に出かけています。
特に目的地を定めることなく、近所の山道や、きちんと整備されていない一本道を歩くのが日課です。
たっちゃんは歩いているとき、自分の考えていることが鮮明に整理できているような感覚を覚え、時には独り言を言いながら、将来について考えを巡らせたりもします。
「行き詰まったときに散歩に出て思考の整理をする」というと賢く聞こえるかもしれませんが、実際には「明日の朝のご飯は何かな?」といった些細なことや、中日ドラゴンズについて考えているだけのときもあります。
方向音痴でも楽しい街歩き
たっちゃんは散歩に程よい疲労感と楽しさを感じています。
CBCラジオのスタジオに向かうときはよく道に迷ってしまい、収録時間が迫っているため焦ることが多いたっちゃん。
一方で、収録後は気ままな散歩を楽しんでいます。美術館に立ち寄ったり、気になる飲食店を探したり。誰かを待たせている心配もないので、道に迷っても気にせず、むしろその偶然の発見を楽しんでいます。
たっちゃんは知らない街の風景に少し怖さを感じることがあります。普段は林や田んぼ、民家が並ぶ静かな景色に慣れているため、人々で賑わう街中では少しプレッシャーを感じてしまうのです。
それでも、方向音痴のはずなのに不思議とズカズカと先へ進めてしまいます。
反省から見つけた自分流の散歩
たっちゃんはこれが「本当に良くない」と感じています。
Googleマップを理解できないたっちゃんは、逆方向に真っすぐ進んでしまうことがあります。さらに、友だちが道を確認している間に、気になる店の前のガチャガチャを見に行ってしまうなど、やや迷惑をかけてしまうことも。
そんな自分を反省し、散歩はひとりが一番だと考えています。
「運動」という意味では、ジョギングという選択肢もありますが、体力的にきついため、たっちゃんはあまり好きではありません。
以前、「えげつない短距離で息切れする」というボケで周りから本気で心配されたこともあり、そういった無理な運動や、度が過ぎた冗談は控えめにするべきだという教訓を得ました。
散歩がくれる贅沢な時間
歩くことの良さは、「時間の無駄だった」という後悔が生まれないことです。
家でぼんやりしているのと同じような時間の使い方でも、歩けば「体にいいことをした」気になれます。課題や勉強が進んでいなくても、「今日は休んでもいいかな」と自分を許すことができ、疲れたら帰ればいいという気楽さがあります。
そんな懐の深さが散歩の魅力なのです。
散歩中は外を歩きながらも、思考は非常に内向きになります。道すがら、きれいな景色に見とれたり、知らない店が新しい店に変わっているのを見つけたりすることもあります。
しかしそれ以上に、「夏休みの残りの期間でどれくらい勉強しようか」と考えを巡らせたり、「むかしむかしあるところに…」と物語を紡いでみたり、「これからの日本はどうなっていくのだろうか」といった様々な思いにふけることが、たっちゃんにとって散歩の大きな楽しみとなっています。
外に出なくても、家の中でうろうろするのもたっちゃんのおすすめです。
みんな「えらい」散歩の注意点
散歩をする時間帯は人それぞれです。
朝、早起きして散歩に行く人も「えらい」、夜、運動のために散歩に行く人も「えらい」、昼の空いた時間に散歩する人も「えらい」。どの時間帯の散歩も「えらい」のですが、車の多い道や見通しの悪い道を歩くときは気を付けなければなりません。
また、山道を歩く際は半袖短パンで行くと虫に刺されたり、かぶれたりする危険もあるので、服装にも注意が必要です。
たっちゃんは最後に、リスナーに「おすすめの散歩コース」を教えてほしいとお願いして、今回のお話を締めくくりました。
(minto)