選手移籍やコーチ就任発表!名古屋グランパスのオフシーズン動向は?
長かった2024年シーズンが終わった名古屋グランパス。来季に向けたリーグ日程やルヴァンカップ対戦組み合わせ、移籍情報などが各方面から発表され、SNSなどを賑わせています。12月20日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、パーソナリティの城所あゆねが、グランパスに関わる情報を紹介しました。
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まずはこの日、Jリーグより来季ルヴァンカップの対戦相手や試合日程が発表されました。
今季優勝し、連覇を狙う名古屋グランパスの1回戦は、3月20日にいちご宮崎新富サッカー場で開催される、J3のテゲバジャーロ宮崎戦です。
基本的に、対戦相手が下位リーグ所属の場合は相手の本拠地で開催となります。
ルヴァンカップは今季に引き続き、J1・J2・J3各20チーム計60チームが参加し、トーナメント方式で開催されます。
城所「宮崎行きの飛行機予約とか、今からいろいろ考えてます(笑)」
初戦は14時キックオフですが、問題は飛行機の便数や時間。
リーグ戦に続き、カップ戦も日程が出てきたことで、来年のスケジュールも固まりつつある様子。
2人の選手が新天地へ移籍
17日、グランパスに所属する2人の選手の完全移籍が発表されました。
1人目は、DF森下龍矢選手。17日、ポーランド1部リーグのレギア・ワルシャワに期限付き移籍をしていましたが、晴れて完全移籍が発表されました。
2人目は、DF井上詩音選手。森下選手と同日、来季J2ベガルタ仙台へ完全移籍することが発表されています。
「井上選手、レンタルではなく完全移籍なのが少し驚きです。(グランパス)ユース出身で背番号4を与えられ、期待していただけに残念です」(Aさん)
同ポジションを争うDF三國ケネディエブス選手が今季大きな成長を遂げ、主力となったことも関係していそうです。
城所「副キャプテンにも選ばれて、今年は期待されていると思っていただけにこの移籍発表は少し寂しいし、残念な結果」
しかし、選手生命には限りがある以上キャリアを考えて出場機会・自分が輝けるチームへの移籍は仕方なく、今後の活躍を願うとコメントしました。
OBが来季トップチームコーチに就任決定
また20日には、来季からトップチームコーチにクラブOBの玉田圭司さんが就任することも発表されています。
玉田さんは、2006年~2014年シーズンと2017年~2018年シーズンにグランパスに選手として所属。ストイコヴィッチ元監督などの下で活躍しました。日本代表歴もあります。
引退後は、V・ファーレン長崎のアンバサダーを務め、2023年4月に昌平高校サッカー部のコーチに就任、2024年3月には同高校サッカー部の監督に就任。2024年夏のインターハイでは昌平高校を優勝に導いた経験を持っていますが、Jリーグチームでのコーチ経験はありません。
城所「私、2~3年後には玉田さんがグランパスの監督になるんじゃない?って思ったりするんですけど。まあ、これは私の完全な妄想なんで」
Jリーグチームで監督になるためには、コーチよりよりさらに上のライセンスを取得する必要がありますが、現時点ではまだコーチライセンスのようです。
将来の監督を目指すのかはともかく、まずはOBが引退後このような形でチームに戻ってきてくれることは歓迎している城所。
オフシーズンはまだ序盤、これから年末年始、1月前半にかけて所属選手の契約更新や移籍(レンタル含む)が随時発表されます。
グランパスだけではありませんが、スポーツ各紙・SNSの噂アカウントでは選手の動向に関する情報が連日飛び交っており、来季チーム編成の行方が気になるところです。
(葉月智世)