中日OB・中村武志が太鼓判。来年10勝する投手とは?
11月18日、韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。パーソナリティの大谷ノブ彦(ダイノジ)と加藤里奈と話題にしたのは、来年に活躍が期待されるドラゴンズの投手についてです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く北谷に行ってきた
中村「実を言うとね、昨日、北谷に行ってきたんですよ」
大谷「何しにですか?(笑)」
早速、中村さんをいじる大谷。
中村「道間違えて行ったら北谷の球場に着きました。コーヒーも何も出なかったです(笑)」
とにかく明るい雰囲気だったというドラゴンズのキャンプ。
選手は疲れていてもよく声を出して、監督にアピールしようという姿勢が見られたそうです。
もちろん投手陣も視察。
中村「投手陣は柳も梅津もいましたし、根尾もいました。でも喋ってないんですけどね」
日韓ピッチャーの違い
話題は、WBSCプレミア12で予選敗退になってしまった韓国。
中村さん曰く、敗退の原因のひとつは投手力だそうです。韓国は日本と比較すると投手力に差があるとか。
中村「日本はアマチュアのレベルが違います。コントロールと変化球の精度、あと身体の使い方自体が違うんです」
大谷「身体の大きさ自体はそんなに変わらないですもんね」
中村「韓国の選手は背も高いし、身体も大きいし、態度も大きいし、大きいところだらけです」
大谷「なんでいちいちそういうの入れるかな(笑)」
韓国の若手投手
韓国メディアによると、WBSCプレミア12の韓国代表で、ハンファ・イーグルスのキム・ソヒョン投手がNPBに来たいと語ったそうです。
160キロ出るとも言われる二十歳の速球投手。グローブに名前をカタカナで入れていました。中村さんの意見は?
中村「スピードは十分通用するんですけど、コントロールとスタミナがちょっとないかな。でもまだ若いからね。プロの目から見るとまだ『ひよこ』という感じです」
速球が投げられるのは持って生まれたものがあるそうですが、コントロールはプロに入ってからつけることができるんだとか。
中村「ちょっとしたコツとかタイミングとか、コントロールは本当にちょっとしたことなんですよ」
コントロールは教えてもつかず、「ちょっとした感覚」を自分自身で感じることが肝心なんだそうです。
コントロール覚醒
中村さんから見て、プロに入ってコントロールがよくなったドラゴンズのピッチャーを挙げてもらいました。
中村「野口。入った時は全然良くなかったけど、『真ん中目掛けて投げろ』の一言で、最多勝とかしてましたから」
野口茂樹さんは最優秀防御率2回、最多奪三振1回のタイトルを獲得し、最優秀選手などの賞も受けています。
野口さんの他に朝倉健太さん。現役では髙橋宏斗投手、梅津晃大投手の名前が挙がりました。
来年は10勝する投手
中村「梅津は来年、10勝すると思うな。梅津は太鼓判ですね」
小笠原慎之介投手がメジャー移籍を目指し、ライデル・マルティネス投手も移籍の可能性があります。中村さんがもうひとり期待するのが柳裕也投手でした。
中村「チェンジアップの感じがよかった。柳にはやってもらわないと困る。お尻ペンペンして頑張らないとダメですよ」
大谷「野球詳しいっすね」
中村「本とか読んで勉強してるんですよ(笑)」
最後も息の合った掛け合いでまとまりました。
(尾関)