中日OB・中村武志、木下拓哉捕手からの相談電話に出なかった衝撃理由
11月11日、韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。この日一番のリスナーの関心は、この日木下拓哉捕手が国内フリーエージェント(FA)権行使の申請書類を提出したと明かしたこと。大谷ノブ彦(ダイノジ)と加藤里奈がリスナーの投稿を交えて中村さんに尋ねます。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く気になるキノタクFA
大谷「今日、一番メール来てるのは愛弟子キノタクのFAですよ」
中村「あの頭のことでしょ?キノタク、頭どうしたんだろう」
大谷「髪型じゃない。FA(笑)」
中村「アフロ的な頭じゃないんですか?」
確かに木下捕手はアフロっぽい髪型と顎髭でシーズン中とは違う雰囲気。
「去年のオフの契約交渉で複数年契約を固辞していたので、こういう流れになると個人的には薄々感じてました。木下捕手の決断を見守りたいと思います。今後のドラゴンズの捕手事情を予想して欲しいです」(Aさん)
木下捕手のFA宣言について、中村さんは、「長く野球をやって来た特権を一度行使してみたい」からと選手としての心境を推測しました。
相談の電話はあった
大谷「中村さんにはご相談はあったんですか?」
中村「ありましたよ。でも電話には出てません」
大谷「出ないんかい!」
反射的に突っ込む大谷。
中村「あの頭でパニクっちゃって、何てコメントしていいかわかんなかったので」
大谷「髪型が変わったからって電話出ねぇってどういうことだよ(笑)」
その後、中村さんはすぐに電話したそうです。やっぱり髪型の話題から入ったそうです。
中村「彼はあさって髪の毛を切るって言うから『頼むから僕が12月帰るまで、その頭を育てておいてくれ』と頼んでおきました。生で見たいから」
ボケ続ける中村さんをサラッと流して本題へ入る大谷。
大谷「実際、他球団から評価されて、ぜひうちにって言われたら心が揺らぎますよね?」
中村「よそのチームの評価を聞くのも、FA権持った人のひとつの楽しみでしょう」
捕手争いの目玉選手?
気の早いリスナーからはこんなおたよりも寄せられました。
「例えば木下選手が他の球団に移籍した場合、加藤(匠馬)捕手か宇佐見(真吾)捕手、どちらをスタメンに使うんですか?」(Bさん)
中村「それこそ横一線になるんじゃないですか?」
ドラゴンズのキャッチャーは石橋康太捕手、山浅龍之介捕手などまだまだいる中に、今年のドラフトで即戦力と言われて指名された石伊雄太捕手も入団。キャッチャー戦国時代に突入しました。
中村「私の復帰もあるかもわかりません。だってコーチの要請が来ないから現役で復帰するしかない」
大谷「マジでトライアウト出たら超笑うなあ」
中村「笑うんかい。たぶんトライアウト会場に入れてくれないでしょうね」
大谷「新庄さんがいけたから、いけますよ、絶対」
中村「新庄ビッグボスと俺とは全然格が違うから。俺、歯白くないもん」
中日関係者と接触?
「いま沖縄にいらっしゃるそうですが、北谷のドラゴンズ関係者とは会っていますか?」(Cさん)
中村「連絡はしてたんですけど、行くとは言ってません」
大谷「やっぱり来るなとNGが出た?」
中村「その後返事がないので、暗黙で来るなということだと思うんですけど」
中村さんいじりが大好きな大谷、嬉しそうに笑っていました。
今やることに意義がある
「起亜タイガースは沖縄キャンプ中、井上ドラゴンズと練習試合はしないんですか?」(Dさん)
ドラゴンズは選手個々の強化が目的。チームで沖縄にいるわけではないので、人数的に試合は難しいようです。
大谷「井上監督が複数のポジションを練習させてるんですよ。キャンプの段階でいろんなポジションをやっとくと、緊急事態の時に、かなりプラスになるかなと思うんですが」
中村「年に1回ぐらいは、大谷さん、まともな良いこと言いますね」
シーズン中は怪我人も出ます。春はシーズンへの仕上げ。複数のポジションを試せるのは今の時期。
大谷「秋の段階でやってることに意味があると」
中村「そうそう。今はそういう時期ですからね」
プレミア12の注目選手
「プレミア12が始まりますけど、韓国代表で注目している選手を教えて下さい」(Eさん)
中村「うちのサードのキム・ドヨンですね」
大谷「出た。とんでもないサード」
12カ国対抗のWBSCプレミア12。韓国代表のキム・ドヨン選手は起亜タイガース所属。今年38ホームラン、40盗塁を記録した韓国のスター選手です。
中村「でも僕は井端監督を注目して見ますけど、これは今後のことも考えながら…」
大谷「時間です。中村さん、また来週」
最後までボケ続けようとする中村さんをバッサリと終わらせる大谷。
ドラゴンズの捕手事情はどうなるのでしょうか?
(尾関)