ルヴァン杯決勝進出の名古屋グランパス、リーグ戦ではまさかの3連敗
ルヴァン杯決勝を前に、リーグ戦は残念ながら3連敗と調子を落としている名古屋グランパス。10月25日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、パーソナリティの城所あゆねが、リーグ戦2試合の振り返りと、ルヴァン杯決勝に向けての抱負を語りました。
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19日にホームの豊田スタジアムで行われたJ1第34節・コンサドーレ札幌戦は、残念ながら0-2で敗れました。
城所「今年の豊田スタジアムでのホームゲーム最後でしたけど、悔しい敗戦でした」
試合展開は、前半35分に札幌のMF駒井善成選手に先制され、後半43分にも札幌のFW鈴木武蔵選手に追加点を入れられる苦しい展開。
グランパスはスタッツを見ても、極端に悪いものではなくゴールに嫌われた試合だったようです。
さらにグランパスにとって苦しい展開となった原因が、DF三國ケネディエブスの退場。
前半にイエローカードをもらい、後半にもう1枚イエローカードとなったことで退場となり、1人少ない状態で戦うことになりました。
残念だったのは、今季で退団が決まっているGKミッチ・ランゲラック選手に勝利をプレゼントできなかったこと。セレモニーも行われただけに、勝利で花を添えられなかったことは心残りです。
先制するもアウェイで逆転負け
そして、23日にアウェイ・パナソニックスタジアム吹田で行われたJ1第35節・ガンバ大阪戦も2-3で敗戦。これでリーグ戦は3連敗となってしまいました。
試合は前半5分にCKからDF ハ・チャンレ選手がゴールして先制したものの、前半21分と28分にどちらもガンバのFW坂本一彩選手にゴールを決められ、前半を1点ビハインドで折り返します。
後半11分、MF吉田温紀選手のゴールで追いついたものの、後半33分ガンバのMF福田湧矢選手に再び勝ち越し点を決められ、そのまま敗戦したのでした。
城所「逆転負けって一番堪えないですか?なおかつアウェイだからこそ、先制できて雰囲気作れたぞって本当に思ったの。
ガンバのゴール裏って、2階席から応援するから声線俊届いているのか、不安になるんです。
選手との距離が遠い中、先制決めて『選手にサポーターの応援が届いてる』って思った中での敗戦…悔しいです」
リスナーからはこんな感想が。
「負けたけど、ハ・チャンレ選手と吉田温紀(はるき)選手の『Wハ』が決めてくれてうれしかったです」(Aさん)
両選手はスタメン・ベンチ入りメンバーにも入れない時期が続いていただけに、嬉しさもひとしおだったのでは?と同意する城所。
チケットを入手した人がいる一方で
次の試合は、11月2日のルヴァン杯決勝vsアルビレックス新潟(国立競技場)です。チケットは抽選となっていましたが…。
城所「私、チケット当選しました!」
リスナーからのメールです。
「私もルヴァン杯のチケット、ゲットしました!グランパスのファンクラブで『ルーキー』という最弱の立場なので、カテゴリ7の3階席を第一希望にする安全策で当選しました」(Bさん)
確かに3階席はフィールドからは遠いというデメリットはありますが、確実にチケットを取る作戦を取った様子、他にもチケットを取れたという声が寄せられた一方で、残念ながら抽選に外れた方もいます。
試合までまだ時間があるため、枚数は多くありませんが急遽都合がつかなくなった方が希望者へチケットを譲る「リセール」に出すケースもあるため、最後まであきらめなければチケットを手にできる可能性があります。
試合は今までの第1戦・第2戦の合計得点ではなく、一発勝負。新潟はリーグ戦も含めて優勝経験がないため、サポーターと一丸になって気合が入っていると考えられます。
退団するランゲラック選手へ優勝を捧げるため、負けられない一戦となるでしょう。
(葉月智世)