10月発売「人生ゲームFIRE」にはルーレットがふたつ!?
スマホやパソコンなどのデジタルでのゲームが普及してきている現代。それでも家族や友人と囲んで行なうボードゲームは今も変わらず、私たちを楽しませてくれます。さらには進化も忘れてはいません。10月19日にはタカラトミーのロングセラー商品『人生ゲーム』の最新版『人生ゲームFIRE』が発売されました。22日の『CBCラジオ #プラス!』では、山本衿奈とCBCアナウンサー光山雄一朗が実際にプレイします。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く大人も楽しめる人生ゲーム
『人生ゲーム』は1968年、タカラ(現タカラトミー)から発売。
時代により様々なバージョンが登場し、累計販売数は約1500万個にのぼります。
そのバージョンの中にはドラえもんなどのキャラクターや、阪神タイガース版の人生ゲームなどが販売されてきました。
そんな人生ゲームの最新版『人生ゲームFIRE』が10月19日に発売。
山本は先日、自身の父と妹とプレイしました。
ふたりの反応は初めこそは「は?人生ゲーム?」と興味がなさそうでしたが、やりだすと大人3人大盛り上がりで「ギャーギャー騒いでいた」そうです。
大人になってからも全力で楽しめる人生ゲームを、山本と光山が実際にプレイしてみました。
マスのイベントが現代すぎる
ルーレットを回して出た数のコマを進めていき、マスに書いてある人生のイベントを経験しながら億万長者を目指していく人生ゲーム。
基本的なルールは同じですが、最新版の『人生ゲームFIRE』はどう変化しているのでしょうか?
光山「9マス進んで…『政治家になれる。給料2百万円。気に入れば職業カードを取り、2マス進む』」
このように社長、メディア王、発明王などの職業に就いて人生を進めていきます。
他のマスを見てみると、今のトレンドが取り入れられていました。
「ワンコのAI生成動画にほっこり。200万円もらう」
「飼い猫のおもしろ動画が人気ミームに。270万円もらう」
「スマホの顔認証が上手くいかない。400万円払う」
他にも「羊の糞を車の燃料にすることに成功」「火星のベンチャー企業に投資」など、今の時代を表す人生イベントが盛り込まれています。
話題になった動画などがネットで広がる「ミーム」を知らなかった光山に対して山本が教えたように、世代間ギャップのある家族でプレイすればより会話が弾むきっかけにもなりそうです。
第二のルーレット!?
さらに『人生ゲームFIRE』には、他にも大きな特徴があります。
なんと、1~10のルーレットの隣に小さな第2のルーレットがついているのです。
そこには強火と弱火の2択のみ。投資の結果を大きく左右するルーレットです。
「炎天下でとっておきのアイスが溶けた。ルーレットを見る。強火なら350万払う、弱火なら50万払う」
このように第2のルーレットによって投資結果が変わっていきます。
「投資」を重きに置いたゲーム設定も今の時代を表していますね。
人生ゲームは時代を表す鏡
他にも今年新紙幣が発行されたことに伴い、人生ゲーム内のお金がドルから円に変更されました。
このように時代の変化や流行が反映されており「人生ゲームは時代を映す鏡だったんですね」と山本。
山本「今までプレイしたことある人でも、この新しい人生ゲームは懐かしくも新しい気持ちでプレイできると思いますし、以前のバージョンがお家にあるんだったら、『あの時こうだったけど今はこうなんだ』と見比べるのも楽しいと思います」
クリスマスに友達と家で、または年末年始に家族で集まった時にプレイすれば、楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。
ちなみに山本は父と妹とプレイした結果、父は1200万円所有の総理大臣で人生のゴールを、妹と山本は借金まみれで人生を終えたそうです。
「次こそは億万長者になりたい」と、山本の勝ちたい気持ちは強火なご様子。
(ランチョンマット先輩)