中日OB・中村武志が指摘!石橋康太が正捕手になれない理由
10月7日、韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務めている元中日ドラゴンズの中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に電話で出演しました。来季ドラゴンズの正捕手について、大谷ノブ彦(ダイノジ)と加藤里奈を相手に、捕手としての経験から語ります。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く立浪和義監督の3年間
6日のDeNA戦で全日程を終え、3年連続最下位となったドラゴンズ。この試合をもって3年間指揮を執った立浪和義監督が辞任しました。
中村「若い選手も育って、我慢強く選手を起用してくれたと思いますし。そこに成績がついてくれば最高だったんですけどね。個人的にはあと2年ぐらいやって欲しかったです」
次の監督については、井上一樹二軍監督が球団からの要請を受ける意向で、近く正式発表されるようです。
まずは中日OBが監督を引き受けたことに安心したという中村さん。
OBも含めて一丸となって取り組まないと、ここまで低迷したチームはなかなか強くならないと強調します。
中日からオファーは?
中村「そのためにはどうですか?私も一応OBなんですけど」
起亜タイガースの本拠地クァンジュでは「救世主」と言われる中村さんに、井上さんから連絡が来ていないのか尋ねた大谷。
中村「ないですよ。たぶん一樹は電話かけたと思うんですけど、僕はLINEしか繋がらないんですよ」
大谷「そもそも中村さんはコーチの頭数に入ってないでしょ?」
中村「僕のLINE知ってたら、たぶん来ると思うんですけど」
大谷「LINE、LINEうるせえな(笑)」
ドラゴンズで終わりたい
加藤「もし繋がって、来てって言われたら行くんですか?」
中村「来るなと言っても行きますよ」
起亜タイガースの球場ベンチからの電話にもかかわらず大声で断言する中村さん。心配する大谷と加藤に「日本語だから大丈夫」と答えます。
ちなみに中村さん、起亜タイガースとは1年契約で、来季は未定だそうです。
中村「ドラゴンズのためなら韓国から歩いて帰りますよ。来年はなくても再来年もオファー待ってます!」
「ドラゴンズのユニフォームをもう1回着たい」と中村さん。起亜タイガースのベンチからドラゴンズ愛をアピールします。
正捕手は誰?
来シーズン、中日の正捕手は誰になるのでしょうか?
キャッチャーだった中村さんは「100試合出られるキャッチャーを作ること」と言います。
中村「一番近いのは木下拓哉だとは思うんで、もう1回木下のお尻を叩かないといけませんね」
実は今年の春、韓国に行く前に中村さんが推していたのは石橋康太捕手。
しかし立浪監督での3年間では正捕手として起用されていません。その理由について中村さんはどう推理しているのでしょうか?
中村「キャッチャーはまず落ち着きですね。見た目ですね。顔じゃないですよ。少々のことじゃ動じない、どしっとしてること」
大谷「石橋捕手にはまだどしっとした感じはないのかなあ」
中村「彼は僕より目が大きいので、目がキョロキョロしている時があるんです」
独特の見解に大爆笑の大谷。
今シーズンの結果
シーズン中の番組では、その週の中日の勝敗予想が恒例となっていました。
今シーズンの結果をまとめたリスナーがいました。
今シーズンの予想は全部で27回。そのうち大谷の正解は3回。中村さんと加藤里奈が4回でした。
中村「俺の現役の時の打率みたいだねえ。27打数4安打(笑)」
大谷「ワンシーズンお疲れ様でございました」
勝ち上がるのはどっち?
この日、予想したのはクライマックスシリーズ。リーグ1位と戦うチームはどこでしょう?
セ・リーグは2位が阪神タイガースで、3位が横浜DeNAベイスターズ。
パ・リーグは2位が北海道日本ハムファイターズで、3位が千葉ロッテマリーンズです。
中村「僕は天邪鬼なので、3位のチームが両方とも上がると思います」
中村さんはDeNAとロッテ。それに対して大谷と加藤は阪神と日本ハムと予想。
中村「それ普通じゃないですか?」
大谷「普通ですけど、ここは順位通りになるでしょう」
中村「なんか堅くなったというか、中日のこと以外は真面目に考えるようになってきてますね」
大谷「真面目にやってるわ!最初から真面目だったわ(笑)」
毒づく中村武志さんに、楽しそうに突っ込む大谷ノブ彦。さて結果は?
(尾関)