10月5日に引退セレモニーを行なった中日ドラゴンズの田島慎二投手が、中日ドラゴンズの情報番組『サンデードラゴンズ』（ＣＢＣテレビ）に出演しました。背番号12にちなみ、視聴者からの12の質問に時間がある限り答えていき、6の質問に返答。残りの6個を放送終了後に、司会のＣＢＣアナウンサー光山雄一朗が質問しました。10月7日放送の「ＣＢＣラジオ #プラス！」では、光山が田島投手から得た回答を紹介します。

結婚するなら自分自身!?

質問①「来シーズン、飛躍しそうな若手は？」

1軍で投げてみて面白いのではないかと名前を挙げたのが、左投げの福田幸之介投手。
「左であれだけ強いボールを投げられるので、ハマっていったら面白いのではないか」と語りました。

質問②「中日ドラゴンズの選手と結婚するなら誰？」

これにはなんと「自分自身」と答えた田島投手。
自分が一番良い人間と思っているからだと、冗談まじりに笑いながら話したそうです。

質問③「普段から涙脆い？」

入団会見と引退セレモニーの時に涙を流した田島投手。
視聴者からの素朴な疑問に「全くそんなことありません」と回答。
ただ、感極まると涙が出るとか。
入団会見も引退セレモニーも田島投手にとって思い入れの強い場面だったようです。

「タジ魔神」実際どう思ってた？

質問④「愛称『タジ魔神』気に入っていましたか？」

「タジ魔神」の愛称でファンから親しまれてきた田島投手ですが、正直最初はこの愛称が嫌だったそうです。

というのも、「タジ魔神」の由来は横浜ベイスターズの守護神・佐々木主浩さんの愛称「大魔神」から来ています。
田島投手は佐々木さんへの申し訳なさもあって嫌だったということです。

ただファンが親しみを込めて呼んでくれるので徐々に慣れ、今はむしろ気に入っているそうです。

この「タジ魔神」のニックネーム、ＣＢＣアナウンサー宮部和裕が命名したという噂がありますが、実際はどうなのでしょうか。

光山が宮部に訊くと、もともとはリスナーのアイデアでそれを頂き、宮部が電波に乗せて広めたというのです。
最初に「タジ魔神」という名前を考えたリスナーはきっと誰よりも田島投手に親しみを覚えていたかもしれませんね。

ドラゴンズに期待することとは

質問⑤「これからのドラゴンズにどんな期待をしますか？」

優勝はもちろんのこと、「若い選手が増えてきているので試合中もっと明るくなってほしい」と期待をこぼしました。

田島投手から見て、中日ドラゴンズは試合の展開が悪くなると空気が悪くなっているのは否めません。
皆で盛り上げた方がもちろん雰囲気も良くなるので「空気が読めていないと思われるくらいベンチから声を出すくらいで良いのではないか」とのこと。

田島「野球は切り替えのスポーツ。凡打した後でも打たなければいけない。打たれた後も抑えないといけない。だったらもっと声を出して空気を変えるくらいのことを積極的にしていけばいいんじゃないですか」

声出し番長であるブライト健太選手を筆頭に、活気あるベンチを見ることはできるでしょうか？

底なしの野球愛

質問⑥「生まれ変わったらまた野球しますか？」

迷わず答えたのは「したい」。

小学4年生から始まった田島選手の野球人生。田島投手にとって野球しか自分にはないと思っており、野球があったから出会えた人ばかりだと言うのです。
そういったところを含め、「また野球がしたい」と思いを語りました。

中継ぎ投手として活躍したタジ魔神・田島慎二投手。
13年間の現役生活、お疲れ様でした。
（ランチョンマット先輩）