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最下位なのにどうして?中日ドラゴンズ、過去最高の観客動員数を記録!

最下位なのにどうして?中日ドラゴンズ、過去最高の観客動員数を記録!

スポーツの世界において、勝敗は最も重要視されるものです。ですがプロスポーツの世界では、単純に勝敗だけで評価されるわけでもないようです。10月8日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、今季3年連続最下位となった中日ドラゴンズの、ある記録について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが話題にします。

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3年連続最下位、だけど…

6日のDeNA戦で今季の全日程を終え、3年連続最下位という結果となった中日ドラゴンズ。

立浪和義監督は今季で辞任することとなり、「皆様には申し訳ない思いをさせてしまい、すみませんでした。まだこのチームは改革の途中です。近い将来、強いドラゴンズを信じています」と、ファンに感謝の挨拶をしています。

勝敗に関しては残念な結果に終わってしまった今期の中日ですが、ある数は史上最高だったそうです。

「このようなドラゴンズの現状の中、今年のホームゲームでの観客動員数は230万人を超え、史上最高となりました」(Aさん)

人気の理由は勝敗によらず?

つボイ「これは毎回この番組でも言ってますが、成績悪いのに何でこんな入るん?という話ですよね」

野球中継を見ていると、ファウルボールやホームランボールを打った時に観客席が画面上に映ることがあります。
客席を埋めるその動員数に、驚いたことがある人もいるのではないでしょうか。

小高「勝った負けたとは関係ないところの野球自体の人気や、選手の人気ということなのかな?」

つボイが中日戦の副音声を担当していた落合監督時代は、優勝か日本一か、というほど勝ち進んでいました。

つボイ「でも『今日はそんなに入ってないですねぇ』という日が多かったですよ。おかしなもんやなぁ」

弱り目な時こそ応援したいのがファンの心でしょうか?
つボイは「それが立浪監督の力、中日の魅力なのでは」と続けます。

大切なのは勝敗?それとも?

続いて寄せられたのはこんな投稿。

「1977年~1980年に週刊少年雑誌で連載されておりました、江口寿史さんによる野球シーンがほとんどない漫画『すすめ!!パイレーツ』のとある回。若い女性たちによるこんな会話がありました。

『今のプロ野球って、試合の勝敗よりも選手のルックスやパフォーマンスだよね。ビジュアル的に映えたプレイじゃないと、いくら点を取っても意味がないよね』

そう言っていたのが、時の経過とともに『やっぱり勝敗が一番だよね』と変化していきました。
ドラゴンズも来期以降は勝ちを一番の目標に、新監督のもと頑張ってほしいです」(Bさん)

小高「人気は勝敗にかかわらずとは言っても、ずっと負け続けていてはそれも続くか分からないですし、やっぱり勝敗にはこだわってほしいなという気持ちはあるでしょうね、皆さん」

つボイ「仏の顔も3度まで、最下位も3年まで、ということですね」

低迷が続いているドラゴンズですが、新体制のもと巻き返しをはかることができるでしょうか?

指揮を執るのは?

そして気になるのは、次期監督についてです。

「立浪監督が中日ドラゴンズを去りますが、次の監督がやり易いようにバトンタッチできたらいいなぁ」(Cさん)

「井上一樹監督の誕生が秒読みみたいですね」(Dさん)

2軍監督である井上一樹監督が、来季の1軍監督への就任要請を受け、受け入れる方向で前向きに検討すると発表しています。

「誰が監督になろうと、来季はAクラス入りを願います」(Eさん)

いきなり優勝ではなく、徐々に調子を取り戻していってほしい、と温かく見守るファンからの投稿です。

つボイ「このへんがドラゴンズファンの控えめなところ」

小高「急にはできんからね、石破さん方式でね(笑)」

低迷が続いたにもかかわらず、過去最高の観客動員数を記録したほどファンに愛されている中日ドラゴンズ。
その期待に応えて、来季はぜひ奮闘してもらいたいですね。
(吉村)
 

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