ゲレンデ以外でもかかる恋の魔法「ゲレンデマジック」はなぜ起こる?
『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)、音楽を起点に情報やニュースを届ける「トーマスの箱」のコーナー。10月4日の放送では、広瀬香美さんの「ゲレンデがとけるほど恋したい」をBGMに、つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーからの投稿を紹介しました。「ゲレンデの恋」はとても素敵なワードですが、その時にかかる魔法「ゲレンデマジック」にはどうやら問題があるようです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くゲレンデでは素敵だったのに
「ゲレンデマジック」とは、ゲレンデで出会った異性が普段よりも素敵に見えてしまうこと。
つボイ「ゲレンデで会うとね、素敵に見えたりかわいく見えたり」
小高「3割増しぐらいになるね」
それなのに、地元で会うと途端にガッカリしてしまうのがこのマジックの恐ろしいところ。
つボイ「家に帰ってきて会うと『アレ?』っていう」
小高「こんな感じじゃなかった気がするんだけど…」
これが恐怖の「ゲレンデマジック」。リスナーAさんはこれと同じような経験があるそうです。
食事に誘われた後のガン無視
「20歳ぐらいの時に鈴鹿サーキットでレースをしてました。予選終了後、見知らぬ女性に『あの、今度2人で食事に行きませんか?』と誘われました」(Aさん)
ところが?
「レース終了後、フルオーダーの革ツナギを脱いで、きったないジーンズでパドックを歩いている時にその女性とすれ違いましたが、ガン無視されました」(Aさん)
小高「気づかれなかったかもしれない。どっちやろ」
つボイ「わかっても『あんなやつやったか…ええわもう』」
小高「『前言撤回!』って思ったのかもしれない」
ゲレンデマジックならぬ「サーキットマジック」でしょうか。魔法が解けてしまうのがあまりにも早かったようです。
その答えはユニフォームにあり?
つボイ「会っている状況で着ているもの。例えば警察官の人とか制服を着てやってると」
小高「つまり、ユニフォーム!これが2割増し、3割増しに見える」
確かに。これが真理かもしれません。
つボイ「ユニフォームは、その人の一番テキパキとしてる姿でしょ。消防士の方だってかっこよく見えるし、看護師さんだってそうですよね」
Aさんのレーシングスーツもこの「テキパキとしてる姿」だったということですね。
つボイ「『ええなぁ』と思って声をかけたけれども、それを脱いだら普通の人になってしまいました、いうことですかね(笑)」
レーシングスーツと汚いジーンズとのギャップが、あまりにも大きすぎたのでしょう。
お父さんでも「テキパキ」
小高「でもずっとユニフォーム姿を見慣れてて、プライベートの私服を見てキュンってなるっていうパターンだってあるでしょ。ね、何が違うんだろう」
つボイ「だから一番その人がテキパキとしてる姿になるんです。一番それが合ってるわけです。だって家でダラーっとしてるお父さんでも、会社行ったらテキパキ働いとんだよ、あれ」
「ゲレンデマジック」のポイントは、その人が一番テキパキとしている時の姿にあることがわかりました。
それを脱いだらガッカリ…を防ぐ魔法はまだないようです。残念。
(minto)