中日ドラゴンズ・小笠原慎之介投手の登場曲、あいみょんのあの曲を深掘り!
10月3日放送の『ドラ魂キング』(CBCラジオ)では、新コーナー「佐藤楠大のウォークアップソング」がスタートしました。「ウォークアップソング」とは、選手の登場曲のこと。普段一部分しか聞かない選手の登場曲を、音楽好きで中日ドラゴンズビギナーの佐藤アナが深掘りして紹介するコーナーです。記念すべき第1回目は小笠原慎之介投手の登場曲、あいみょんさんの「黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を」です。
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小笠原投手は1997年10月8日生まれで、佐藤と同じ神奈川県出身。
東海大相模高校を経て、2015年のドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団しました。
4年連続で規定投球回を達成している小笠原投手は、ドラゴンズ先発陣の軸として活躍。
来年のメジャーリーグ挑戦も噂されている、今のドラゴンズを代表する選手のひとりです。
そんな小笠原選手が登場曲として使用しているのが、あいみょんさんの「黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を」です。
かなりのあいみょん好き
小笠原投手は、過去にもあいみょんさんの楽曲を登場曲に選択しています。
2020年は「空の青さを知る人よ」、2022年は「あした世界が終わるとしても」「夢追いベンガル」「真夏の夜の匂いがする」。
かなりのあいみょん好き、ということがこの楽曲の選び方から伝わってきます。
「ハルノヒ」の大野雄大投手をはじめ、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手、阪神タイガースの坂本誠志郎捕手、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手など、あいみょんさんの楽曲を使っている選手は多くいます。
日本のアーティストシーンを代表するひとりであるあいみょんさん。野球選手からの人気の高さもうかがえます。
「じんわりと自分を奮い立たせる曲」
ここからは、佐藤による「黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を」の深掘りです。
この曲は、あいみょんさんが2020年にリリースしたアルバム『おいしいパスタがあると聞いて』の1曲目。
小笠原投手が使用しているのは、2番のBメロからラストのサビにかけての部分です。
この曲を佐藤が一言で表すと「じんわりと自分を奮い立たせる曲」。
最初のメロディはシンプルなギターと手拍子からスタート。
佐藤「ここに他の楽器が重なって、だんだん盛り上がっていく、音が厚くなって積み重なっていく。心の盛り上がりがじんわりと、という意味合い」
歌詞は「迷って迷って迷った最終的な自分の決心」が歌われています。
佐藤「これもじんわりと自分の過去を振り返りながら、『こんな苦労もあったけど今があるんだぞ』と闘志を燃やすような意思表示の歌詞です」
楽曲の佐藤アナ的解釈
あいみょんさんはインタビューの中で「厳しいなと思う瞬間だったり、めちゃくちゃ悔しい経験もしてきたから、その時の気持ちを忘れたくないという思いが歌詞に通ずるかもしれない」と語っているそうです。
佐藤「つらかった過去や悔しいという経験も、曲のタイトル『黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を』のように、ハハッと軽く笑い流せるような経験になったんだぜ。それぐらい今の自分は強くなったんだぜ、自信持とうぜっていう意味も込められているんじゃないかなというふうに思います」
以上が、『黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を』の佐藤的解釈でした。
(minto)