中日OB戦に参加できなかった中村武志、一度対戦してみたい投手を明かす
現在韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さん。7月29日の『ドラ魂キング』(CBCラジオ)では、25日にバンテリンドームで開催された中日球団初のOB戦に参加できなかった中村さんが、大谷ノブ彦(ダイノジ)と加藤里奈に対戦してみたい投手を明かしました。
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まず話題は先週の公式戦から。
26日から阪神甲子園球場で行われた阪神3連戦で、ドラゴンズは3連敗を喫してしまいました。
「今年ドラゴンズは甲子園で1勝もしていませんが、要因はどうお考えですか?」(Aさん)
中村「3試合ともダメージが大きい負け方をしてますよね」
中日は3試合で30安打も放ったものの、点には繋がりませんでした。
中村「ネット追っかけていて、見るたびにチャンスだったから、何十点入るのかなと思ってたけど。これも野球ですよね」
韓国でも、ちゃんと中日の試合をチェックしている中村さん。
抑え投手の心理
「抑え投手の心理って、9回に逆転で勝ち越しして登板するのと、同点の延長戦で登板するのでは、やはり変わるんですか?」(Bさん)
中村さん曰く、抑えピッチャーは、9回は自分のイニングだと思っているので、1~2点差で勝っていても同点でも、気持ちは同じだそうです。
逆に得点に余裕があると…。
中村「郭源治さんは3点もあると、ちょっとてれんこてれんこしたピッチングしてましたからね。1点差だと集中して投げてくれるクローザーが多かった気がしますね」
大谷「岡田監督が、同点で出てったらマルティネスも絶対モチベーションが低いから、そこを付け込むという話をしていましたよ」
28日、同点の延長11回。7番手で登板したライデル・マルティネス投手ですが、サヨナラタイムリーを打たれてしまいました。
中村「それは一理あるでしょうね。でも投げてる本人はそんなことはないと思いますよ」
ただ、相手チームがそう思うことで一丸となれるのは強みだそうです。
OB戦で対戦したい
25日に開催された中日球団初のOB戦。中村さんは韓国でのコーチ業のため出場できませんでした。
リスナーからこんな質問が寄せられていました。
「武志さんは今回参加できませんでしたが、対戦したかった投手、バッテリーを組んでみたかった投手はいますか?」(Cさん)
中村「対戦したかったのは今中慎二ですね」
即答する中村さん。
例えば山本昌さんとは、中村さんが横浜に移籍した時に対戦していたそうです。
一度、打席で見てみたい
現役時代、シーズン中はもちろん、中日の紅白戦でもシートバッティングでも必ず中村さんがキャッチャーを務めていたので、今中さんにバッターとして対戦する機会はなかったとか。
中村「1回あのカーブを打席で見たかった気がしますね」
今中さんは現役時代スローカーブを駆使していました。
速球と変わらない投球フォームから繰り出されるスローカーブは、速球との球速差が60キロ。
中村さんはあるスポーツ誌のインタビューで「ボールがリリースされる直前までサイン間違いか不安だった」と話していました。
必ず1勝はする
「ドラゴンズ5連敗で最下位転落。それでも9月1日、ユニフォームが欲しくてチケット取りたかったけど、すでに完売でした」(Dさん)
大谷「いまチケットがすごいんですよ。ちなみに起亜タイガースもチケット取りづらいですか?」
中村「ホームの時は満員御礼です」
今年の韓国は、どこの球場も韓国野球始まって以来の観客動員数だそうです。
大谷「日本と同じでチケット売れてるんや!チアの子、めっちゃ可愛いんだよね」
中村「だいたい2万人入るんですけど、5,000人はチアリーダー見に来てます(笑)」
今週の中日の勝敗予想は中村さんが2勝4敗。大谷が3勝3敗。加藤里奈が5勝1敗。
加藤「バカだと思われるかもしれませんが、そろそろ勝ちます!」
中村「世界最強のピッチャーなので宏斗でひとつは勝てます」
果たして結果は?
(尾関)