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橋本大輝、岡慎之助らスター選手集結!第79回全日本体操種目別選手権、日本一に輝いたのは?

橋本大輝、岡慎之助らスター選手集結!第79回全日本体操種目別選手権、日本一に輝いたのは?
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パリオリンピックや世界体操選手権の興奮が冷めやらぬ中、日本のトップアスリートたちが再び集結した。11月13日から16日にかけて、群馬県の高崎アリーナを舞台に「第79回全日本体操種目別選手権」が開催された。各種目の日本一を決めるこの大会には、パリオリンピック金メダリストの岡慎之助や世界体操金メダリストの橋本大輝をはじめ、南一輝、角皆友晴など、日本を代表する選手たちが顔を揃え、国内最高峰の熱戦を繰り広げた。
各種目で王座を守り抜いた者、そして新たな王者が誕生した激闘の模様を、種目別に振り返る。

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【ハイライト動画】男子・鉄棒優勝!角皆友晴選手の演技がこちら【第79回全日本体操種目別選手権】

【男子ゆか】王者・鈴木一太が圧巻の演技で連覇達成

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男子ゆか決勝では、仙台大学の鈴木一太が見事な演技で会場を魅了した。Dスコア5.600、Eスコア8.800を叩き出し、トータル14.400で優勝。前回大会に続き2連覇で、種目別ゆかの王者としての地位を不動のものとした。2位には徳洲会体操クラブの北園丈琉が14.366で続き、ハイレベルな戦いとなった。一方、日本代表の南一輝は、2年ぶりの優勝を狙ったものの、着地が乱れ5位に沈んだ。

【男子あん馬】新王者誕生! 長﨑柊人が頂点へ

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あん馬では、ジュンスポーツ北海道の長﨑柊人が新たな日本一に輝いた。Dスコア6.000という高難度の構成を大きなミスなくまとめ上げ、Eスコア8.633、合計14.633をマーク。2位の杉野正尭(徳洲会体操クラブ)に0.133点差をつけての勝利だった。前回王者とは異なるニューヒーローの誕生は、日本体操界の層の厚さを改めて証明した。

【男子つり輪】金田希一が力強い演技で激戦を制す

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男子つり輪は、相好体操クラブの金田希一が優勝を果たした。Dスコア5.300の演技を、Eスコア9.233という高い精度で実施。トータル14.633で頂点に立った。パリオリンピック金メダリストの岡慎之助(徳洲会体操クラブ)が3位に入るなど、強豪ひしめく中での価値ある勝利となった。前回王者の髙橋一矢(徳洲会体操クラブ)は4位だった。

【男子跳馬】仙台大学勢が躍動! 岡部蓮が栄冠を掴む

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跳馬決勝は、仙台大学勢の強さが際立つ結果となった。優勝したのは同大学の岡部蓮で、決定点14.500を記録。さらに2位には同じく仙台大学の小野涼城が14.499で続き、ワンツーフィニッシュを飾った。4位にも仙台大学附属明成高等学校の宮本高慶が入り、まさに「仙台大学デー」と呼ぶにふさわしい結果で会場を沸かせた。

【男子平行棒】川上翔平が圧巻の演技で王座防衛

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平行棒では、前回王者の川上翔平(徳洲会体操クラブ)がその実力を見せつけた。Dスコア5.800の演技を高いクオリティでこなし、14.766という高得点をマークして見事に連覇を達成。2位には世界選手権金メダリストの橋本大輝(日本生命/セントラルスポーツ)が14.600で入り、日本のトップ同士による熾烈な争いが繰り広げられた。

【男子鉄棒】角皆友晴が高難度構成で初優勝

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最終種目の鉄棒を制したのは、順天堂大学の角皆友晴だった。Dスコア6.200という高難度の構成に果敢に挑戦し、Eスコア8.700をマーク。合計14.900という圧巻のスコアで、うれしい初優勝を飾った。前回王者であり、世界王者でもある橋本大輝は連日の疲れからか、まさかの落下で8位に終わるという波乱もあった中、次代を担うスターがその存在感を強くアピールした。
各種目で日本一のスペシャリストが決定した今大会。王座を守り抜いた選手の強さ、そして新たな才能の台頭が光り、非常に見ごたえのある戦いとなった。ここからが勝負の第二章——日本体操の鼓動は、まだ加速する。

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