日本一狭い!?車線があるのに車で通れない!幅48cmの狭すぎる車道
全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は、愛知・岐阜にある奇妙な道“奇道(きどう)”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)
日本一狭い!?幅48cmの車線が引かれた道
名古屋市の住宅街には、道マニアも唸るほどインパクトの強い奇道があります。車線が引かれているのに車が通れないほど幅は狭く、「日本一狭い車線の道路」と道マニアは言います。
車道の幅を測ってみると、線の内側はなんと48cmという狭さ!その先の路面には、進行方向を表す矢印もしっかり描かれています。
名古屋市に問い合わせたところ、この道は昭和初期に行われた土地区画整理で誕生したそう。当時は車が少なく、人々や荷馬車が通れる一間(いっけん=約1.8m)の幅で道路が造られた名残とのことです。
4車線が予告なく突然1車線に!弥富市にある危険な道
愛知県弥富市には、4車線の道路が突然1車線になる危険度の高い奇道があります。片側2車線ずつある計4車線の道路が、幅員減少の標識も何の予告も無しに突如1車線に変化するため、初めてその道を通る人は注意が必要なほど。
危険な道路ゆえに、周囲には車がぶつかった痕跡も。大型車が進入すると、すれ違いは困難。どちらかがバックするなどして、譲り合いによって成り立っています。
近くに新しい道路が造られる計画があり、その道が完成すると4車線の道路と交わり、正式に4車線同士の交差点になるそうです。
高さ制限1.4m!低すぎる高架下道路
岐阜県岐阜市にある新荒田川(しんあらたがわ)近くの市道には、“高さ制限1.4m”の警告が目を引くJR高山本線の高架下道路があります。
幅に対してあまりにも天井が低いので、初見の人は戸惑ってしまうほど。高さ表記には余裕を持たせていることが多いため、実際は1.7mほどの高さがありますが、車で通るとなると躊躇してしまいます。
近隣の人にとっては生活に必要な道であり、通り慣れているようで、多くの自転車や自動車がスピードを落とさず行き交います。
みなさんも、奇妙な道を探したり観察したりしてみてはいかがでしょうか。
6月13日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より