橋の真隣に現れる巨大なアーチ橋!岩手県“三陸道”の側道から見る高速道路の絶景とは

2023年5月9日(火)放送
橋の真隣に現れる巨大なアーチ橋!岩手県“三陸道”の側道から見る高速道路の絶景とは

全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は、岩手県にある高速道路の脇を走る側道“高側道”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)

三陸道は一般的な高速道路と趣が違う!?

三陸道(三陸沿岸道路)
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

宮城県仙台市と青森県八戸市を結ぶ高速道路「三陸道(三陸沿岸道路)」。「八戸・久慈自動車道」「三陸北縦貫道路」「三陸縦貫自動車道」3路線の総称で、全長は約359km。東北地方に甚大な被害をもたらした東日本大震災の復興道路として整備され、2021年12月に全線が開通しました。

両方向の出入りができる通常のICと違い、三陸道には上り線・下り線のどちらか一方のみ出入りができる“ハーフIC”が多く採用されています。

また、トイレや売店がないSAやPAがあるのも特徴。トイレ休憩や飲食をする際は、一般道にある「道の駅」を利用すると良いそう。三陸道は通行料が無料のため、一般道と高速道路を気軽に往来できます。

インターチェンジと海の調和が絶景!「大船渡碁石海岸IC」の側道

大船渡碁石海岸ICの側道
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

大船渡市にある「大船渡碁石海岸IC」の側道は、三陸道とIC、さらにその先に広がる美しい大船渡湾が一度に楽しめます。高台から見下ろす景色は、まさに絶景!

「釜石JCT」の側道で、迫力ある走行音とランプ橋を堪能

ランプ橋
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

釜石市の「釜石JCT」近くには、三陸道の真横を並走する側道があり、側道から道路情報板やランプ橋などを間近で見られます。三陸道の下をくぐり抜けて入る側道への道のりはまるでアトラクションのようで、車の走行音も相まって高揚すること間違いなし!

橋の巨大アーチが迫力満点!「鵜の巣断崖IC」近くの側道

槙木沢橋と思案坂大橋
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

田野畑村にある「鵜の巣断崖IC」近くの側道には「槙木沢橋(まぎさわばし)」が架かっており、並行して隣には巨大な「思案坂大橋(しあんざかおおはし)」が架かっています。谷底から100m以上の高さにある「思案坂大橋」は迫力満点!「槙木沢橋」からは間近で「思案坂大橋」の巨大アーチが楽しめます。

橋のある田野畑村は、東に三陸の海、西は険しい山に囲まれ、かつては陸の孤島と呼ばれていました。1965年に完成した「槙木沢橋」は交通の便を向上させましたが、幅員6mと狭く大型車両のすれ違いも困難。そこで2006年、道幅の広い「思案坂大橋」が並行する形で造られたそう。

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

「槙木沢橋」は徒歩で横断することもでき、橋の手前には歩行者用押しボタンが設置されています。ボタンを押すと、回転灯が点灯。電光表示板には「歩行者有」「走行注意」のメッセージが表示され、歩行者が橋にいることを知らせます。

みなさんも、高速道路の側道“高側道”からいつもと違う視点で絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

5月9日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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