中日サノー来日1号で「ゴリラパフォーマンス」初披露 沖縄最終戦で打線爆発!HR3発
中日、沖縄最終盤で打線爆発! サノー来日1号など3発、新人投手リレーも完璧
沖縄でのキャンプ最終盤を迎えた2月23日、Agreスタジアム北谷で行われた千葉ロッテマリーンズとのオープン戦で、中日ドラゴンズの投打が噛み合った。新助っ人のミゲル・サノー選手が待望の来日初本塁打を放つと、鵜飼航丞選手、木下拓哉選手も続き計3発。投手陣もドラフト1位・中西聖輝投手、2位・櫻井頼之介投手らが無失点リレーを見せ、快勝でキャンプを締めくくった。
待望の一発! 新助っ人サノーがゴリラパフォーマンス初披露
ついに新大砲のバットから快音が響いた。ミゲル・サノー選手が、オープン戦で待望の来日第1号を放った。
第2打席、しっかりと捉えた打球は右中間へ。本人も「感動しましたし、とにかく芯で打つことを心がけたんですけど、それがしっかりできた。いいホームランだってとてもうれしかったです」と会心の当たりを振り返った。

その風貌からサノー選手の愛称はゴリラ。ベンチ前では「ゴリラパフォーマンス」を初披露。「チームメイトも本当にやりたいと言ってくれたので、沖縄の最後の試合でそのパフォーマンスができて良かったです」と笑顔を見せた。
井上一樹監督も「ますます期待が膨らむようなホームランだった」と手放しで称賛。普段の練習からむやみに振り回さず、ボールをしっかり見る姿勢を評価しており、その中での一発に目を細めた。サノー選手は守備でも軽快な動きを見せており、攻守にわたる活躍が期待される。
若き和製砲も競演 鵜飼が逆方向へ、木下が代打弾
主役は新助っ人だけではない。5回には鵜飼航丞選手が千葉ロッテマリーンズ・小野投手から右中間へオープン戦初となるホームランを叩き込んだ。

オフから取り組んできた「間を作ること」が実を結びつつあり、「タイミングが取れる打席が増えてきた」と手応えを口にする。この日は3安打の活躍で、開幕に向けたアピールを続けた。井上監督もサノー選手に続き、鵜飼選手を「日本のゴリラ」と評し、その長打力に期待を寄せた。
さらに7回、この日3安打と当たっていた石伊雄太選手に代わって打席に立った木下拓哉選手が、ライトへチーム3本目となる一発を放った。

井上監督は木下選手について、経験に裏打ちされたリード面を「さすが」と評価。正捕手争いがチーム全体のレベルアップにつながることに期待感を示した。
また、9番・ライトで出場した樋口正修選手は、フェンス際で好捕を見せたほか、三塁打を含む2安打を放ち、攻守に存在感を示した。
ルーキーコンビが圧巻投球 中西&櫻井が無失点リレー
投手陣では、ドラフト1位ルーキーの中西聖輝投手と、同2位の櫻井頼之介投手が圧巻の投球を見せた。
先にマウンドに上がった櫻井選手は2回を投げ、2奪三振無失点。「ストレートの質が、自分の中では少しいつもと比べて良かった」と、前回登板の悔しさを晴らす快投だった。

続いて登板した中西選手も3イニングを無失点。初回こそ制球に苦しんだが、「2回、3回は少し落ち着いた中でピッチングすることを意識しました」と、見事に修正能力の高さを示した。
井上監督は新人投手陣に「及第点」としつつ、中西選手については「投げるたびに良くなるのではないか。桜前線とともに良くなっていくでしょうね」と独特の表現で期待を込めた。

この日は先発のアルベルト・アブレウ投手から、櫻井投手、中西投手、そして育成の牧野憲伸投手へとつなぐ無失点リレーが完成。投手王国の再建へ、若手たちが着実に力をつけていることを証明した。
沖縄キャンプ最後の実戦を、投打がかみ合った快勝で飾ったドラゴンズ。井上監督は「最後、点数をたくさん取れて、ピッチャー陣を抑える形で帰れるのは、気分よく飛行機に乗れるのかなと思います」と総括した。多くの収穫を手に、あすチームは名古屋へ戻り、開幕への最終準備に入る。









