CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

4年連続20本塁打達成!現在四死球数リーグトップ竜の主砲・細川成也が語るCS進出への思い「ボクが打たないと」

4年連続20本塁打達成!現在四死球数リーグトップ竜の主砲・細川成也が語るCS進出への思い「ボクが打たないと」
「サンデードラゴンズ」より細川成也選手(C)CBCテレビ

【ドラゴンズを愛して半世紀!竹内茂喜の『野球のドテ煮』】CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)

関連リンク

【動画】細川成也がバンテリンドーム『5階席』に飛び込む特大ホームラン!驚きの飛球がこちら【2分31秒~】

“勝ち”を知らない選手の集まり

今度こそと期待しては裏切られ、そしてまた裏切られ…今シーズン、いやここ数年、ドラファンは何度深いため息を吐き続けていようか。3位まで2.5ゲーム差で迎えた敵地横浜スタジアムでの横浜DeNAベイスターズ戦。結果はご存じの通り悪夢の三連敗。クライマックスシリーズ(以下、CSと記す)どころか最下位再転落のありさま。力の差を感じた戦いではなかっただけに悔み切れない週末となった。

SNS界隈では井上(一樹)監督の采配について侃々諤々なる意見が飛び交っているようだが、戦いぶりを見ている限り、そればかりではないように思えてならない。負けられない大事な一戦にことごとく敗戦を重ねるあたり、優勝はもちろんのこと、CSへ進出したこともない“勝ち”を知らない選手の集まりであることが影響しているのではないか。現状、チーム内でも秋の熱く燃える戦いを経験しているのはほんのわずか。チーム生え抜きともなれば大野雄大投手、そして大島洋平外野手のふたりだけ。選手同士で檄を飛ばしたり、ここ一番という場面では首脳陣から指示することなく個々の選手がやるべきことをきっちりと行う。現場にいるわけではないのであくまでも想像だが、今のチームに欠けているように思える。8月31日現在、3位ベイスターズまで5.5ゲーム差と離され、もうこれ以上負けることが許されない徳俵に足をかけたドラゴンズ。選手全員が必ずAクラスに入るんだという気概を持って、残り22試合に挑んでもらいたいものだ。

さて今回のサンドラは細川成也外野手(以下、敬称略)のインタビュー特集。4年連続20本塁打を記録したチームの主砲が14年ぶりとなるCS進出へ熱い思いを語る!

20本塁打は最低限

「サンデードラゴンズ」より細川成也選手(C)CBCテレビ

8月21日、本拠地バンテリンドームでの対東京ヤクルトスワローズ戦の初回。奥川恭伸投手が投じたストレートを見事に捉え、ボールは左中間スタンドへ。現役ドラフトで移籍した2023年シーズンから4年連続となる20本塁打を記録した細川。ドラゴンズではタイロン・ウッズ内野手以来12人目。投手有利のバンテリンドームが開場以降となるとレオ・ゴメス内野手、福留孝介外野手、そしてウッズ内野手に次いで4人目の快挙達成。ある意味、球団のレジェンドプレイヤーたちと肩を並べた記録となったわけだが、細川は満足していない。

細川選手「(20本塁打は)最低限。ここまでの結果として物足りない感じですね」

ただ今シーズンはここまでスコアボードから細川の名前が消えた試合はない。ホームランを打つも打たないもまずは試合に出場しなければ始まらない話。ケガなく出続けていることに細川自身、充実を感じている。ドラゴンズに移籍後、毎年100試合以上に出場。長距離砲とともに身体が丈夫なのも細川の自慢の武器となっている。

細川選手「試合に出られなくなったら成績も残せない。試合に出ることが一番」

「サンデードラゴンズ」より細川成也選手(C)CBCテレビ

身体の強さの源は日々の積み重ねにある。試合開始の5時間前以上には既に球場入り。ストレッチや体幹強化等、身体のケアに取り組んでいる。

細川選手「ケガしないための身体の準備は大事にしています。それは活躍している選手が皆取り組んでいることですから。動ける身体にすること、そしてケガ予防のために意識して取り組んでいます」

準備を怠らず、そして継続することによって力を蓄える。日々のルーティンをこなすことによって心身のバランス調整を図っているように聞こえた。

なんとしてでもCSに出る

とかくホームランに注目が集まる細川だが、今シーズンはそれ以外でも成長をうかがえるデータが残っている。既にキャリアハイであり、リーグトップの記録である四球81(8月31日現在)。打撃成績を伸ばすごとに勝負を避けられるケースが増えている。

細川選手「昨年よりもマークがきつくなっているなと感じています。成功している選手はその壁を破ってもうひとつ成長して打っているわけですし」

「サンデードラゴンズ」より細川成也選手とミゲル・サノー選手(C)CBCテレビ

ただ今シーズンは細川に有利になっている点がある。それはミゲル・サノー内野手の存在だ。細川同様に一発の魅力にあふれるドミニカの大砲。細川が勝負を避けられても、次のサノーに委ねて点を取るシーンを何度も見ることができている。打線に“2つの核”ができたことで大きな相乗効果を生んでいる。

「サンデードラゴンズ」より細川成也選手(C)CBCテレビ

細川選手「サノーを含め、良いバッターが控えている。塁に出て、後ろに託す形ができれば、チームとして良い流れに乗っていけると思います」

今、チームはCS進出のためにもう負けが許されない状況。まさにトーナメント戦の様相だ。ドラゴンズで大きな成長を遂げた男の胸には中心選手としての自覚が芽生えている。

「サンデードラゴンズ」より細川成也選手(C)CBCテレビ

細川選手「ボクが打たないと点が入らないと思いますし、なんとかできることをやっていきたいというのが一番。とにかくチームが勝てればそれでいいです。なんとしてでもCSに行きたいなという気持ちです」

冒頭に書いた“勝ちを知らない選手たち”。いくつ借金があろうと、そして2位までかなりのゲーム差が離されていようとルールはルール。3位の座を掴み取り、CS進出ともなれば若い選手たちにも何物にも代え難い“経験”が芽生えよう。まだ抜け切ったとは到底言えない長くて暗い低迷期が続いているドラゴンズ。そんな中でも少しだけ灯りが見え始めている。残り試合を全力で戦い抜き、秋に戦う喜びを体感してもらいたい。細川をはじめ多くのドラ戦士たちが、“勝ちを知らない選手”から“勝ちに飢えた選手”たちに成長した時、常勝ドラゴンズの時代が再びやってくるに違いない。今年がその幕開けになることを祈る。

がんばれドラゴンズ!
燃えよドラゴンズ!

竹内茂喜

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP