若い1番と4番が揃ったらドラAクラスは確保!イバケンコンビ日本一気楽な順位予想!
CBCテレビ野球中継「燃えよドラゴンズ」燃えドラch
川上・井端のすべらない話シリーズ 日本一気楽な順位予想編
2022年、初登場のイバケンコンビ!
今年も憲伸さん会心のディスリを!そしてイバチンのシラっと呟く爆笑トークを楽しみにしています!
今回のテーマは「日本一気楽な順位予想」。
燃えドラチャンネルだけにドラゴンズ優勝じゃないと許しませんよ!すぐ脱線する二人だけに思いがけない順位もあり得るか!?(笑)
気楽に予想しなければならない理由
イバケンコンビのすべらない話シリーズも早いもので1年半。
憲伸さん曰く、“最初は右も左も分からない状態”という微妙な雰囲気で始まったこのシリーズも今や燃えドラチャンネルの看板コンビへと成長。
なんとこの度、ふたりの多大なる貢献に対し、社長奨励賞が贈られることに!
金一封を前に、突如やる気スイッチが入った二人が今回お題に選んだのが、“日本一気楽な順位予想”
しかし“日本一気楽”とは!?
そりゃ、気楽に予想しなければ言えやしないってもの。
今回の二人の対談収録日、なんと1月15日。
選手個々の自主トレが始まったばかりで、キャンプもオープン戦も観ていないふたり。
情報もなく、何も分からない中での今シーズンの順位予想…お気楽で語る以外、どうしようもあるまい!
井端『去年は両リーグともに最下位からの優勝だったから、何言ったって“そりゃあ、ないだろう?”って人はいないと思うよね』
川上『実際、イバが順位予想をする時、一番注目するポイントはどこ?』
井端『一番はピッチャー』
やはり堅守のイバチン!野球はピッチャーで始まり、守り勝つ野球を支持ということか。
川上『じゃあ、セ・リーグだったらどこがいい?』
井端『セ・リーグだったら…広島が良くなるんじゃないの』
おやっ、ここはドラゴンズじゃないのね。
燃えドラチャンネルだろうが忖度しない、さすがイバチン!
若手の成長著しいカープ
なんといっても広島カープは投打ともに若手がすくすくと育っているイメージがあるだけに、イバケンコンビの評価、気になります!
井端『森下は二年目勝ちに恵まれなかったけど、力があるから今年頑張ろうとするはずじゃない。明治出身ということもあってか、なんだかケンちゃんと成績が似ているよね』
たしかに憲伸さんも森下同様、一年目に14勝を挙げ新人王を獲得。だが2年目、肩の不調もあり8勝で無念の閉幕。二年目のジンクスに陥る結果となった。しかしそこから息を吹き返そうとする…そこが伝統伝承の明治魂!
井端『だから今年は森下が勝つだろうし、大瀬良は昨年ケガ明けで、今年はもっと良くなる。そして九里が規定投球回数を達して、壊れないで最多勝を取ったわけじゃん』
川上『特に久里は、微妙に打たれた雰囲気でも勝っている。そういう時は“来年は甘えちゃいけない!”という気になるよね。あと左の玉村もいいよね。彼はバッティングもいい!』
さすがはバッティングにうるさい憲伸さんならではの評価!投手も打たなアカンのです。
井端『玉村はバッティング良すぎでしょ!線が細いのに野手の間を抜ける打球とか飛ばしてね』
井端さん、しっかり見ていますね!
どうも憲伸さん、何気なく玉村のバッティングを見ていてピッチャーとは思わず、良いバッターが現れたなと感心したらしいですよ!
川上『心配なのは栗林。オフのメンテだよね』
シーズン通して投げ抜き、東京オリンピックも侍のクローザーとして大車輪の活躍をしただけにその反動は確かにあるかも。
川上『栗林も心配だけど、バッターはどうする?世界の四番がいなくなったぞ』
鈴木誠也…彼が抜けたチームはもちろん痛い。
しかしそれ以上に、労使交渉が決裂し、開幕のメドが立たない中、所属チームすらまだ決まっていない鈴木が一番痛いし、つらい。
井端『でも個人的には、そこに割って入ってくる…堂林とか頑張って欲しいよね』
中京大中京!
栗林同様、敵チームと言っても、地元の星には頑張って欲しいと、つい願ってしまいます。
井端『持っているものはいいよね。力あるし、20、30発打てそうなバッターだよ。あと小園、林とかね』
川上『林いいなぁ!ヤクルト村上の小さい版みたいな。振りは速いし、どっしりしているしね。あと坂倉でしょ』
カープは四番がしっかりすれば、2022シーズン台風の目となりそうな雰囲気プンプン!
一にも二にも投手陣整備のベイスターズ
次に挙げたのはDeNAベイスターズ。
イバチン曰く、昨年3割バッターが5人も存在したのに低迷した謎のチーム。
打つのは大丈夫、問題は投手陣。
さて今年はどんな感じなの?
井端『今永、東が大丈夫でしょ。濱口…』
川上『みんなケガがちなのよ、要は』
井端『平良はまだでしょ?京山とか良かったもんね』
川上『変なカットボール投げて』
“変な”は余分。
そして外人もなかなか曲者ぞろいだったような記憶が。
井端『ピープルズじゃなくてもう一人の…』
川上『パープルズ?』
そんな人はいません!
井端『後ろはヤスアキ(山崎康晃)がいるでしょ?』
川上『メジャーを目指すならそろそろ結果を残さないとね』
要は投手陣の整備が上手くいけばベイスターズも侮れない存在になるわけか。
夢の30発カルテット結成か!?
昨年、前半戦終了時点では優勝間違いないと誰もが思った阪神タイガース。
キャンプ前に今年限りで退任を表明した矢野監督だけに、有終の美を飾りたいところだが。
まずは打者から。
昨年前半ホームランを量産したものの、後半戦はサッパリ打てなくなり、尻つぼみの結果となった佐藤輝、通称サトテルが気になります。
井端『阪神はサトテルの活躍もだけど、もうそろそろ井上が出てくるよ!』
あれっ!サトテル話はもう終わり!?(笑)
川上『ドラゴンズの編成の人にこっそり獲りに行って下さいと言いたいわ。もう一ファンとして。そもそもサトテルが出る前のシーズンは無理してでも井上を使っていたもん』
たしかに履正社高時代から長打が魅力のバッターでした。
井端『サトテル、井上がクリーンアップを組んだ時、タイガースは常勝チームになるよ』
安定感バツグンの近本が一番に座り、若手が順調に力をつけていけば、層の厚さもグンと増すタイガース打線。そして主砲大山も指をくわえて黙ってはいない。
井端『サードサトテル、ファースト大山、ライト井上みたいな。まるでバース、掛布、岡田、真弓みたいな30発カルテットになるんじゃない?』
ただ心配なのは投手陣。
絶対的守護神だったスアレスの代わりが誰になるのか、ここが見どころである。
川上『でもピッチャー陣がちょっと怪しくなってきた』
井端『そうだね。一番後ろがいなくなったし。スアレスさんが』
川上『スアレスがいなくなって、西も弱くなってきている感じが。まあ若い先発陣は出てきたけどね、高橋遥とか』
井端『秋山は安定感がある』
川上『そうねぇ、秋山はバッティング良いしね』
やはりバッティングが気になる憲伸さん。笑える。
宿敵ジャイアンツはケガ人の回復次第
気になると言えば、宿敵讀賣ジャイアンツ!今シーズン、ドラゴンズ開幕の相手でもあり、しっかり戦力分析したい相手だ。イバケンコンビの評価はいかに?
川上『菅野クン!』
井端『そうだね。ピッチャーがどうかでしょ?トミー・ジョン手術した二人。山崎伊織、掘田賢慎、この二人が一軍で投げられるようになった時は面白いんじゃないの。昨年は菅野も山口も良くなかった。このあたりがきっちりやってくれればね』
川上『一番気になるのは打線』
井端『巨人は中田翔でしょ?丸を三番にして、坂本二番、四番岡本で、五番に新外国人入れて、中田翔が六番。まだ梶谷が戻って来られないので、一番に松原。そうなってくると二塁は吉川じゃない気がする』
川上『吉川が余っているなら、井上と吉川はドラゴンズが獲ればいいのに』
ドラゴンズファンすべてがウェルカムです!
井端『廣岡とか面白いじゃん。下位にいての彼のパンチ力。昨年、大野雄大からホームラン2本打っているぐらいだから』
いやあ、想像しただけで恐ろしい打線。
ホントにくれないものか、吉川(笑)。
カギを握るふたりの二軍投手コーチ
そして何故だか昨年優勝チーム、ヤクルトスワローズをカットして話題はドラゴンズへ。
スワローズファンの皆さん、ごめんなさい!決して悪気はございません!
なにせ日本一気楽な順位予想ですから(笑)。
井端『ドラゴンズは大野、柳、左右の二枚看板でしょ?今年は二人揃って活躍して欲しいよね。そうすれば必ずや上に行くでしょ!』
川上『ドラゴンズの先発はそこそこ良いと思うんだよね。福谷とかいるしね』
井端『小笠原も今年は野球人生を左右する年になる』
川上『高卒二年目の高橋クンはいいよ!』
紅白戦、対外試合と結果を残してきた高橋宏斗。
このまま順調にいけば、開幕ローテ入りも夢ではない!
ちなみにイバチンはどこかの番組で高橋宏斗が今年13勝すると公言したとか。
大丈夫!15勝ぐらいしちゃうから。
井端『高橋クンが奥川(ヤクルト)クンみたいになってくれたら楽しいしね』
川上『ボクが思うに、ファームのピッチングコーチしていた2人の腕の見せ所だと思う』
ふたりとは小笠原コーチ、そして浅尾コーチを指す。
その理由とは、今シーズン就任したばかりの落合ヘッド、そして大塚投手コーチは基本、選手を知らない。
キャンプだけではすべての投手をしっかり理解するところまではいかないと。
去年のリリーフ陣をそのままというより、ファームにいた若手そして、故障がちの投手が上に来ないと一年間持たない。
そうなってくるとファームのコーチしか詳細を知る者はいない…なるほど!
二人のコーチの重要性を説く憲伸さん、久々に真面目な話を聞いたと思いません?
若い1番と4番が揃ったらAクラスは確保!
そして順位予想を発表する前にドラゴンズのスタメン候補を口にするふたり。
川上『スタメン予想をしてみてよ』
井端『四番は石川昂でしょ』
川上『そこ一緒!』
やはり期待の長距離砲・石川昂を4番に座らせますか!
使って育てる…少々打てなくても我慢して起用し続けてもらいたいものです。
井端『ビシエドは5、6番。むしろ3番でもいい』
川上『1番は大島?』
井端『いや、オレは若い岡林とか。根尾でもいいよね。雰囲気ガラっと変えるのは1番と4番じゃん』
川上『一番岡林のポジションはセンター?』
間髪入れずにイバチンの口が開く。
井端『センターだね。大島を週一回くらい休ませるとなった時は層が厚くなったと思うかな』
ポスト大島が今年のトレンドになりそう。
立浪監督の英断やいかに!
川上『二番は京田?』
井端『京田だね。ただワンランク上がってこないとね』
では、そろそろ締めに入りましょう!
日本一気楽な順位予想発表です!
川上『ドラゴンズは若い1番と4番が揃ったらAクラスは確保。そしてリリーフ陣がケガなく一年間を戦えたら楽しいシーズンとなるだろうね』
というわけで…順位予想整いました!
井端『優勝は中日!2位広島、3位阪神、4位巨人、5位ヤクルト、そして6位はDeNA…うん、分からないね!』
結論は分からない!
そりゃそうだ!もう一度言います!
なんてたって収録日は1月15日ですから(笑)。
(竹内茂喜)