パン7種類がサービス!?まさかの「食パン1斤付き」も!岐阜市の超お得なモーニングを大調査
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』。今回は「お値打ちモーニング」を大特集!東海3県のモーニングを267時間取材しました。前編は、岐阜市のお値打ちモーニングの数々を紹介します!
独自調査!「岐阜モーニング」の最新人気ランキング
岐阜市内にある喫茶店は600店以上。岐阜モーニングはボリューム満点で、さらに激安なのが特徴です。
以前、番組では愛知県一宮市のモーニングを調査し、喫茶店の限界ギリギリに挑むさまざまなメニューを紹介しました。すると、岐阜市から「一宮に負けていない!」との猛アピールが!岐阜市役所で待ち構えていた柴橋正直岐阜市長に聞いてみると「国の家計調査で、岐阜市が4年連続で1世帯あたりの喫茶支出額が1位」とのこと。「岐阜モーニングが日本一です!」と宣戦布告です。
番組は、岐阜市内で208人に独自アンケートを行い、岐阜モーニングの最新人気ランキングを調査しました。
第5位は「本格炭焼うな吉」の「うなぎモーニング」。喫茶店ではなく、炭焼きが自慢のうなぎ店です。ドリンクに、お吸い物、手作りわらび餅、漬物、ミニうな丼が付いて、お値段はドリンク代プラス税込440円!418円の烏龍茶の場合、858円で4品がついたうなぎモーニングが食べられます!
うなぎは三河一色産を使用。うなぎを細かく刻んで焼きおにぎりにした「焼うなにぎり」のモーニングはドリンク代プラス220円!さっぱりとした「うな茶漬け」モーニングはドリンク代にプラス440円です。
さらに、メバチマグロ、ビンチョウマグロ、キハダマグロ、マカジキと4種類を使った贅沢な「4種マグロ丼モーニング」も!ドリンクに、お吸い物、手作りわらび餅、漬物、マグロ丼が付いて、お値段は814円(10食限定)です。
第4位は「カフェつくる」。コーヒーに、トースト、ゆで卵、ヨーグルト、たっぷりのサラダが付いて500円。人気の理由は、季節によって内容が変わるサラダ。岐阜県産にこだわり、その時々でおいしい野菜を見極めているそうです。
日替わりのドレッシングやジャムは15種類ほどあり、かけ放題!岐阜の農家手作りのうめ、しそなどのドレッシングや、岐阜の養蜂場のはちみつ入りのジャムなど、日によって異なる味を楽しめます。
第3位は「ラ・パティスリーりぼん」。1970年創業の洋菓子店で、手作りにこだわったリーズナブルなケーキが人気。近くに岐阜市役所があり、出勤前に立ち寄る人が多かったため、35年ほど前にモーニングを始めたそうです。
モーニングは、ドリンクに、サラダ、ピザトースト、お店自慢のシューロール。シューロールは40年前から愛されているお店の人気メニューで、単品で買うと1つ190円。モーニングのお値段は、ドリンク代プラス250円。400円のコーヒーなら650円の安さです!
パン7種類が付いて「ドリンク代プラス200円」!第2位のコスパ最強モーニング
第2位は「ラスティコ」。岐阜市内に4店舗を構えるベーカリーで、パンの種類は、キッシュなどの総菜系からフレンチトーストなどの甘めなパン、ハード系まで、約30種類。
モーニングは、コーヒーに、トースト、サンドイッチなど全部で3つのパンが付いて、コーヒー代のみの500円。パンは全て店内で生地から作っています。耳までやわらかい食パンを使ったクロックムッシュなど総菜系メニューも豊富。サンドイッチは、岐阜県各務原市の野菜をふんだんに使っています。
ドリンクに3種類のパンが基本ですが、来店者のほとんどの方が注文する一番人気のモーニングも!500円のコーヒーに、サンドイッチ、トーストをはじめ、キッシュ、フランスパン、ブルーベリーとクリームチーズのハードパン、メープルとナッツのパン、チョコスコーンの7種が付いて、プラス200円!モーニングのパンの種類は、全店舗でランダムに出しており、「いろいろなパンを少しずつ食べてもらい、最終的においしかったものを帰りに買ってほしい」とのこと。
ラスティコのパンのために作られたブレンドコーヒーも魅力です。ブレンドしているのは、岐阜市内で珈琲店「山田珈琲」を営むバリスタの山田英二さん。山田さんは、コーヒーの世界大会「ワールドバリスタチャンピオンシップ」で、日本人で初めて国際審査員になるという快挙を成し遂げたレジェンドです。
特注の食パン1斤付き!?ランキング第1位の「岐阜モーニング」は?
第1位は「恵時尊(えじそん)なんじゅ」。店内では1台350万円するという配膳ロボットが6台も稼働。料理やドリンクを運んできます。
モーニングは、ドリンクに、バタートースト、トマト、バナナ、サラダ、スクランブルエッグ。コーヒーに5品が付いてお値段500円です。
名物の「リッチモーニング」は、スクランブルエッグ、サラダ、トマト、バナナ、ホイップクリーム、黒蜜、そして食パン1斤!7品付いてコーヒー代の500円にプラス150円。650円で驚きのボリュームです!
やわらかい食パンは、岐阜市内のパン工場「こむぎ庵」に特注。マスターの善山景洛(よしやまけいらく)さんが、さまざまなパンを試し、唯一納得した逸品です。モーニングで出すパンは、できるだけ価格を抑えながら、おいしさも追求するのが大切。こむぎ庵の安藤俊直代表は「おいしいのに安いのが一番。やわらかくて皮の薄いパンを目指している」とのこと。
今回、こむぎ庵の工場も取材。まずは小麦粉、水、イースト菌を混ぜ合わせるミキシング。ミキシングをしっかりとかけると、やわらかくボリュームのあるパンができやすいそうです。やわらかさの秘訣は、生地が透けるくらいまでこねること!安藤代表によると「トーストにすればサクサク、サンドイッチにすればフワフワ。味が濃いとか香りが強いとかではなく、特徴のない何にでも合わせられるパン」とのこと。焼き上がったパンは、1つずつチェックして、きれいな状態で納品。多い日には約700斤のパンを恵時尊に卸しているそうです。
もはやコンビニ並み!?大人気の「無料おみやげサービス」も
恵時尊のさらなる人気の秘密は「おみやげ」。ドリンクを頼んだ人は、帰りにおみやげで好きなものを1人1点もらえます。おみやげは、パンの他、卵、麺類、野菜、お酒など100種類以上から選べます!
マスターの善山さんは、元々自動車の販売が本業。販売店の前でお客さんがコーヒーを飲めるようにと喫茶店を始めました。初めは良かったものの、売り上げが落ちてしまい、考えたのが「無料おみやげサービス」。配膳ロボットを導入してからは家族連れも増え、リッチモーニングは2年前に考案しました。
新たに始めたサービスは「ドライブスルー」!車に乗っていなくても注文でき、ドリンクを頼むとパンももらえます。新たなサービスを増やすほど、お金がかかり、ギリギリだそうですが「やっぱりにぎやかになるのが一番うれしい」とのこと。
後編では、岐阜市以外の「激安モーニング」や、愛知、三重の「びっくりモーニング」を紹介します!
CBCテレビ『デララバ』5月22日(水)放送