「自転車に乗れない」「逆上がりができない」ちびっ子たちのお悩み解決!体操教室の講師に教わる練習法!

「自転車に乗れない」「逆上がりができない」ちびっ子たちのお悩み解決!体操教室の講師に教わる練習法!

毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。

今回は、特にお助け依頼の多い「自転車」と「逆上がり」の傑作選!

「なかなか自転車に乗れない」「逆上がりができない」ちびっ子たち、そして「教え方がわからない」というパパさん・ママさん、ぜひ参考にしてくださいね。

教えてくれる助っ人は、体操教室トライアルスポーツの講師、今井栄司さんです。

自転車に乗りたい!

相談者は当時5歳のYくん。お母さんにベッタリな甘えん坊の男の子です。
Yくんは自転車の練習をした時に転んでしまい、それ以来トラウマになっているそう。でも、恐怖心を払拭して自転車に乗れるようになりたい!との依頼です。

■ポイント1:目線は正面に

今井先生曰く、Yくんのように恐怖心があると、下を見てしまうお子さんが多いそう。しかし、目線が下向きになると自転車は安定せず、蛇行運転になってしまいます。途中でグラグラしてしまっても、前を見て姿勢よく進む練習をしましょう。

早速Yくんも真っ直ぐ前を見て地面に足をついて進みます。目線を正面に向けただけで、今までのようにグラつかなくなりました。

■ポイント2:自力でペダルを漕ぐ

次は、今井先生が自転車の後ろを持ち、Yくんはペダルに足を置いて漕ぐ練習です。

後ろで支えてもらっている安心感もあってか、少し先にいる平松くんに向かって、真っ直ぐ前を見て漕ぐことができました。

■ポイント3:ブレーキを使って停車

自転車を足で止めるのではなく、ブレーキを使うことが大切。ちゃんとブレーキを使って止まれるように練習しましょう。Yくんもブレーキが上手に使えるようになってきました。

■ポイント4:途中で支えている手を離す

Yくんの自転車が安定した時にだけ、今井先生は後ろで支えていた手を離します。慣れてきたら距離を徐々に伸ばしていきましょう。

何度か練習していくうちに、Yくんも少しずつ記録が伸びるように。その姿に平松くんも興奮気味です。

■ポイント5:ペダルを漕ぐのは利き足から

いよいよ漕ぎ出しに挑戦!力の入りやすい利き足(ボールを蹴る方の足)で漕ぎ出しましょう。

小さなお子さんにとって“漕ぎ出し”は難関。Yくんも苦戦していましたが、坂道の傾斜を利用してチャレンジすると…見事成功!

ここでお母さんに披露することに

ところが、お母さんが目の前に現れると急に甘えん坊になってしまったYくん。お母さんにしがみついてしまいました。
お母さんに説得され、ついに披露の時です。
漕ぎ出しは傾斜を利用しましたが、自分でペダルを漕いでお母さんの前でブレーキをしっかりかけられました。大成功です!

お母さんも大喜び。転んでも泣かずに頑張りました!

~約11ヵ月後のいま~

漕ぎ出しも完璧!スイスイと自転車を乗りこなしているそうです。
Yくん、これからも安全運転で自転車に乗ってくださいね!

逆上がりがしたい!

相談者は、将来の夢は恐竜博士という当時小学3年生のCくん。普段は家の中で遊ぶことが多いそうですが、「逆上がりができるようになりたい!」と依頼してくれました。

今井先生の元に向かったCくんと平松くん。最初に驚きのアドバイスをもらいます。

それは、『持ち手は順手がおすすめ』。
学校などで逆上がりの鉄棒の握り方は“逆手握り”で教わった人も多いと思いますが、今井先生の体操教室では順手で教えているのだとか。理由は、逆手では余計な力が入りやすく、お腹と鉄棒の距離が離れてしまうから。逆上がりは体と鉄棒を近づけることが重要なため、順手の方がその形をつくりやすいそうです。

逆上がりの感覚を早くつかむため、今回はマットで傾斜をつくり練習を開始します。

■ポイント1:何かを蹴るように足を振り上げる
勢いよく振り上げると遠心力が付き、反対の足も自然と付いてきます。鉄棒の上の方に目標を定め、その目標物を蹴り上げるように足を上げます。

■ポイント2:しっかり体を倒すこと
意外と忘れがちなのは、しっかり体を倒すこと。上半身が起き上がったままではせっかくの遠心力を殺してしまいます。体を倒して勢いをつけて回るのがポイントです。

おうちでは、イメージトレーニングをしてみてください。

1:床に座り利き足を伸ばす
2:反対側の足を立てる
3:(後ろ周りをするように)利き足を振り上げる

足の動きがイメージしやすくなるそうですよ!

また、普段から「くるりんぱ」をすることで、
回ることへの恐怖心を取り除くことができるそうです。

逆上がりの成功は、とにかく勢いをつけて回ること。
練習あるのみ!と、2時間もの間、何度も何度も練習したCくん。しかし、一度も成功することのないまま、お母さんとお姉ちゃんが到着してしまいました。
そして緊張の瞬間、披露の時です。

勢いをつけてしっかり蹴り上げるCくん。すると…なんと大成功!!

平松くんも今井先生も大興奮!お母さんやお姉ちゃんも大喜び!そして誰より、Cくんがとても嬉しそう!おめでとう!!

~約1年後のいま~

逆上がりを楽々クリア!さらに、自分の背丈よりも高い鉄棒でも逆上がりができるようになりました。Cくんスゴイ!頑張ったね!

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