炭酸水でフライパンがあわあわ!?照り焼き煮を柔らかく変身させる“我が家流レシピ”とは

2024年1月9日(火)放送
炭酸水でフライパンがあわあわ!?照り焼き煮を柔らかく変身させる“我が家流レシピ”とは

スーパーでついつい気になるのが、他人のカゴの中身です。何を買ったか、買ったもので何を作るのかを取材するのが「カゴ中 大調査」。カゴの中に入っている食材を、それぞれの家庭でおいしく変身させる“我が家流レシピ”を、愛知県名古屋市名東区の「極楽フランテ」で調査しました。

子どもがガン見!手羽元の照り焼き煮に炭酸水を入れると…

CBCテレビ:画像『チャント!』

手羽元15本、ニンジン、キャベツ、うどんなどを買っていたのは40代女性。「手羽元の照り焼き煮」をつくるといいます。さらに、調理途中で子どもが思わずガン見する瞬間があり、フライパンの中が一瞬だけ激変すると聞き、自宅にお邪魔させてもらいました。小林家は、ご主人と子ども3人の5人家族。

早速調理スタート、フライパンに並べた手羽元にちょっとした我が家流工夫が。

(奥さま・友紀さん)
「手羽元って食べるのが大変なので、身離れしやすいように骨と肉の間を3~4か所ハサミで切っておく」

この切り込みがあることで、子どもたちからも「食べやすい」と好評なのだとか。表面に少し焦げ目がつく程度に炒め、砂糖、みりんなどを多めに入れて、子供たちが好きな甘い味付けに。日本酒・しょう油で味を調えると、フライパンの変化を見ようと子どもが集まってきました!

CBCテレビ:画像『チャント!』

ここで登場したのが、なんと炭酸水。手羽元を煮込む際、水の代わりに炭酸水を入れるそうです。炭酸水を入れるとフライパンはみるみるうちに泡だらけ。子どもたちは、この瞬間を見るのが楽しみなんだそう。

(奥さま・友紀さん)
「家にあった炭酸水をコーラの代わりに入れたらお肉が柔らかくなった」

最後にハチミツでまろやかな甘さとトロミを加えて手羽元煮の完成。親子でおいしくいただきました。

刻みネギ4パック!?SNSで見た「ネギまみれ鍋」にトライ

CBCテレビ:画像『チャント!』

次に極楽フランテで出会ったのは、豚肉・牛肉・ネギ・白菜・長ネギ・刻みネギなどを購入していた夫婦。友人家族としゃぶしゃぶをするそうですが、鍋がネギでいっぱいになるネギまみれしゃぶしゃぶを作るといいます。撮影させてもらうために、お宅にお邪魔しました。

亀山家は、夫婦と9カ月の娘さんの3人家族。鍋物は、ご主人の一成さんが準備します。ネギまみれの鍋を作ったきっかけを尋ねました。

(亀山一成さん)
「SNSで見た」

CBCテレビ:画像『チャント!』

つくったところ、完全にハマったとのこと。刻みネギは1パックかと思いきや4パック購入していました。カニと昆布、シイタケで出汁を取っていると、そこへ友人家族も到着。ネギまみれしゃぶしゃぶの準備完了です。

(亀山一成さん)
「ネギがポイントです。ネギうまいよ」

取り皿にも刻みネギをたっぷり。しゃぶしゃぶしたお肉でネギを巻き、ほおばります。その後も鍋に長ネギ、取り皿に追い刻みネギと、ネギまみれのしゃぶしゃぶを楽しんでいました。

岐阜県恵那市出身のご主人が作る秘伝の自然薯レシピ!

CBCテレビ:画像『チャント!』

続いて出会った家族のカゴには、自然薯・青のり・えびなどをお買い上げ。

(ご主人・中根貴楠さん)
「(自然薯を)すって、ご飯にのせて食べるのと、揚げようかなと」

自然薯料理を見せてもらいたいとお願いし、お宅にお邪魔しました。岐阜県恵那市出身のご主人は、子どもの頃から近所でとれた自然薯を家族で食べていたとのこと。旬が短いのでその期間は、2週間に1回は食べるという大ファンです。 
すった自然薯に卵を割って入れた後、冷蔵庫から出したのは自家製ダシ。

(ご主人・中根貴楠さん)
「秘伝のダシで、煮干しと昆布と、クリタケ」

CBCテレビ:画像『チャント!』

クリタケは、栗の木に多く自生する食用キノコで、いいダシがとれるんだとか。これが我が家流!秘伝のダシを火にかけ、しょう油で味を調えたら、粘りの強い自然薯に加えてのばします。これで水分が増えて食べやすくなるのだとか。今回は残った自然薯で磯辺揚げとエビ天もつくりました。

炊きたてご飯に自然薯のとろろをかけて食べると、思わず笑顔に。磯部揚げもホクホクしていておいしいと評判でした。

残り物で簡単!南インドの家庭料理「サブジ」とは?

CBCテレビ:画像『チャント!』

南インド料理の家庭料理「サブジ」を作るため、キャベツ・キクラゲ・エビ・春雨などを購入している奥さまを発見。サブジは、残りもの野菜で作れるインドの簡単家庭料理。ヒンディー語で「野菜」という意味を持っています。

奥さまは通訳業を行っており、仕事で知り合った海外の方から料理を教わり、家で作っているそう。撮影させてもらうため、お邪魔しました。

梶浦さんは、スーパーで困っている外国人に声をかけたことがきっかけで、通訳になり5年目。英語が堪能で、コミュニティ通訳という区役所や病院を利用する外国人のための仕事をしています。抱えて持ってきた箱の中身は…。

(梶浦圭実さん)
「スパイスです」

CBCテレビ:画像『チャント!』

これが我が家流!インドに限らず各国料理をつくるため、家にはスパイスが30種類以上。でも奥さまによると、クミンシードとカレー粉、塩の3つだけでサブジは作れます。作り方は、クミンシードとローリエを炒め、香りを出したら、切った玉ネギ、ジャガイモ、キャベツを入れて、火を通します。そして、塩、カレー粉、水を少し加えて落し蓋をして蒸すこと数分。材料が切ってあれば調理時間は7~8分で完成します。

(梶浦圭実さん)
「カレー粉を入れていますので、カレー味。クミンの香りがいいです」

スパイスの効いた味に、笑顔がこぼれました。買い物カゴの中には、今回もそれぞれの我が家流が詰まっていました!

CBCテレビ「チャント!」1月9日放送より

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