加藤愛アナが三重県東員町の愛されフード『オケマンマ』を調査! 映えない見た目をくつがえす絶品料理と謎の“ゴジラマンマ”とは?
その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフード。CBCの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、三重県北部に位置する『東員町』の『オケマンマ』です。
「オケマンマ=白馬」地元の憩いの喫茶店の名物料理
「桶に入っているご飯」と予想し、調査を開始した加藤アナ。それはハズレではないようで、桶にご飯、その上に海苔と卵と紅ショウガがトッピングされているそう。町の人が「オケマンマ=白馬」と言うほどの『白馬』という店の看板料理で、見た目は今どきの映え料理ではないようですが、味はすごくおいしいとのこと。
おじゃました『カフェレスト白馬』は1984年創業。料理もいろいろある中でこの店の名物という『オケマンマ』は情報通り、桶の中に温泉卵と紅ショウガ、そして海苔がタップリで全容が見えないほど。「スプーンでかき混ぜてお召し上がりください」と言われ、混ぜ始めると“肉そぼろ”を発見! 確かに“映える”とは言い難いビジュアルになった『オケマンマ』を味わうと、加藤アナは「おいしい! 見た目じゃないですね!」と大絶賛します。
「味もオッケー」の意味も込めたネーミング
作り方は、桶にまずご飯をよそい、その上に味付け海苔、さらにご飯。次は醬油で甘辛く炊いた肉そぼろ。そして、またご飯を入れ、紅ショウガ、温泉卵、最後にタップリの味付け海苔をのせて完成! 創業当時から39年継続している料理なのです。
ネーミングの『オケマンマ』は、桶に入っていることと「味もオッケー」の意味を込めて付けたそう。 ご主人は、高校卒業と同時に名古屋の老舗喫茶店に就職。「これが天職」と30歳を超えたころ独立し、地元に『カフェレスト白馬』をオープンしました。10代で店に来ていた人が、歳を重ねてからも来てくれて、「味が変わってない!」と感激してくれることが「うれしい」と奥さんは語ります。
マンマシリーズの気になる“ゴジラマンマ”とは?
この人気の『オケマンマ』以外に、加藤アナがメニューで発見したのが、ネコマンマ、オムマンマなどマンマシリーズの料理。“ゴジラマンマ”という全く想像がつかない料理もあって、それが登場すると「ゴジラはどこにあるんですか?」と加藤アナ。温泉卵とツナマヨとレタスがのるゴジラマンマは、子どもが小さい頃、ゴジラが流行っている時代があって、子どもたちが好きな具材で作ったこのマンマを“ゴジラ”と名付けたとか。 マンマシリーズにはそれぞれファンが付いていて、どれも愛されているそうです。
あと20年、90歳手前まで続けることを目標に、「他のメニューはやめても、オケマンマはずっとやっていく」と熱く語ったご夫婦でした。
(CBCテレビ「チャント!」8月24日(木)放送より)