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井端弘和がズバリ! 5カード連続勝ち越しドラゴンズ好調の要因を語る!

井端弘和がズバリ! 5カード連続勝ち越しドラゴンズ好調の要因を語る!
ドラゴンズを愛して半世紀!竹内茂喜の『野球のドテ煮』

井端弘和がズバリ! 5カード連続勝ち越しドラゴンズ好調の要因を語る!

 2020年8月24日(月) 16:50
竹内 茂喜
竹内 茂喜

「【ドラゴンズを愛して半世紀!竹内茂喜の『野球のドテ煮』】
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム」

真夏の逆襲

ドラゴンズはこんなもんじゃない!

ナゴヤドームに響き渡る絶対エースの声。それに呼応して巻き起こる拍手。23日の対ベイスターズ戦で4試合連続完投勝利、そして今季初の完封勝利を見事に飾った大野雄大投手がヒーローインタビューで発した、まさにドラファンを泣かせる言葉だ。

それにしても我がドラゴンズは強い!先だって横浜スタジアムで苦杯を喫した三連敗を今流行りの倍返しとはいかないものの、見事三連勝返しでベイスターズを撃破。2011年以来、9年ぶりとなる5カード連続勝ち越しを記録。最大9つまで膨れ上がった借金もわずか1まで盛り返した。8月に入って、地元ナゴヤドームでは6勝2分けと負けなしの絶好調が続いているドラゴンズ。今週のサンドラはゲストコメンテーター井端弘和さんに快進撃を続ける好調の要因について伺った。

苦戦の3要因

まずは5カード連続勝ち越しの快進撃から。9年ぶりといえば井端さんがショートのレギュラーとしてドラゴンズ優勝を牽引した年。その当時、ベンチ内の状況は、まさにいい流れで進み、連敗するとか負ける気がしない思いで戦っていたと述懐。顔ぶれがガラっと変わった現チームにおいても、自信をもっての戦いができているはずだ。

井端さんが前回出演した7月26日終了時点、ドラゴンズは両リーグ最速となる20敗を喫し、借金8とリーグ最下位を低迷していた。当時、苦戦している要因について井端さんは3点挙げていた。

1.勝てない先発投手
2.ケガ人が多い
3.鬼門の2番

まず、勝ちがつかない先発投手について、井端さんが改善するための良策として挙げていたのは、“先に点を取られるな”。前回出演時までは、33試合中、先発投手は9つしか勝てず、なんと15敗しており、相手に先制された場合は16敗を喫していた。ただ出演以降は、23試合中10勝を先発投手が勝ち星を挙げており、かなりの改善が見られるようになってきた。

先発陣の変化についての問いに井端さんは、

「打撃陣が頑張り、先制点を取ってもらっている中、先発陣がよく抑えている。打線も落ち着いて攻撃ができています、これからも投手陣は点を取ってもらうまで、なんとか我慢してゼロで抑えようと続けて欲しいと思います」

と、攻撃陣、投手陣の歯車がよく噛み合っている現状を高評価。先発陣の顔ぶれも開幕当初から変わり、松葉、福谷、そして支配下入りしたロドリゲスが、良い意味計算外の活躍!好投を続けているのも連続カード勝ち越しに起因していよう。

新戦力の台頭

続けて、ケガ人問題。開幕から投手では又吉、柳、野手では堂上、高橋、アルモンテと、とにかくケガ人が続出し、なかなかチーム力が上がらないまま7月一カ月を苦闘し続けたドラゴンズ。7月出演時の井端さんはケガ人続出することも、しっかりキャンプ、オープン戦時から想定しておくべきと断言。ケガ人が出た時、それに代わる戦力の見極めの準備。井端さんはそう言いたかったはずだ。

その後の結果はドラファンならご存じのはず。梅津、アリエル・マルティネス、そして先だっての土曜日、福田が太ももの張りを訴えて離脱したものの、攻撃の核・アルモンテが戻り、新戦力として先述のロドリゲス、郡司が戦力として台頭し、主力である平田が一軍の場へ戻ってきた。なかでもアルモンテの復帰は打線に厚みが増し、攻撃力が数段アップ!ケガ人を補って余りある戦力が整ったのが好調をキープしている要因となっている。

「アルモンテの復帰は大きい。ただ戻ってきた時、どこのポジションを守るかなと思っていたら、なんとライト!しかしこれが当たった!ケガ人が出ても、それに充てる選手を常に想定しておけば、万が一アクシデントが発生しても、何も慌てることはない」

と、井端さん。今後も二軍とのホットラインを絶やさず、チーム力をキープすることが上位進出のカギとなろう。

1、2番は固定!コロコロ変えたらダメ!

そして最後のなかなか固まらない2番の打順については低迷当時、2番バッターに誰を置くべくか、なかなか思うようにいかなった。が、井端さんは経験則に基づいた意見を述べていた。

「とにかくコロコロと変えず、しばらく固定しよう」

井端予想は見事にビンゴ!
放送以降、1番大島、2番アルモンテで固定したところ、これが大当たり。2番問題も一気に解消された感となった。1500安打を達成した大島が塁に出て、アルモンテの強烈ハンマーパンチで打線に弾みをつけ、相手先発投手を早い回でノックアウトする試合が続いた。

「大島、アルモンテともに好調。今しばらくこの形を崩さずに起用し続けて欲しい。彼らが好調なおかげで、3番4番も当たりが出始めてきた。いい流れが来ています!」

どうやら心配されていた3点すべてにおいて、今や見る限り好転しているように見受ける。ただ打線は水物と言われる。そしてローテ投手も好投ばかりは続けられないはずだ。それを見据えた二、三手先の戦術を描くことこそ、与田監督はじめとした首脳陣の腕の見せ所といえるのではないか。

私は開幕以来、このコラムで言い続けてきた。いくら負けようが、我がドラゴンズは優勝に向けて突き進むと。シーズン折り返しの今、ようやく首位ジャイアンツに挑むだけの戦力も整ってきた。8年ぶりのAクラスだけじゃ物足りないのはすべてのドラファンの想い。勝負の10月までに、まずは早期の5割復帰、そして安定の貯金生活に転じることを切に願うばかりだ。

がんばれドラゴンズ!燃えよドラゴンズ!

(竹内茂喜)

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