蛭子能収【スジナシ】演技?それとも素?鶴瓶「誰やこんなゲスト呼んだの!笑」
【2004年1月24日初回放送】
ゲストは俳優・蛭子能収。独特なキャラクターの蛭子を、鶴瓶は「国民全員が優位に立つことができるキャラ」と表現。漫画家として、またバラエティータレントとして大活躍中の蛭子だが、東京乾電池オフィスに所属しドラマや映画の出演も多い。
今回の設定は「深夜2時!」。スタジオには豪邸らしき立派な家のリビングが作られている。鶴瓶が選んだ衣装はパジャマにガウン。蛭子は極普通のスーツ姿で登場(※HPだけのココだけ情報=実は本番前、一旦は「スーツ(上)にパジャマ(下)」で出ると主張した蛭子。大いに迷ったあげくのスーツ姿である)。「今日は俳優・蛭子能収としてやってきました!」と頼もしい発言の蛭子。というのも漫画家としてストーリーの構成という分野には自信が有り、役者としてそれを演じる自信も有ると言う・・。しかし、「空気を読む力=状況判断力」の部分で独特な能力を持つ蛭子は、ドラマ収録前に「僕・・鶴瓶さんを兄貴にしたいんですけど・・。僕が年上なんですけど・・いいかな?・・・と思ったんですが・・」と言い出す始末・・。鶴瓶は「あのねー・・なんでそんな事今から言うんですか?絶対にそんなんしませんから!」ともちろん断固拒否。あせる蛭子。「え~っ・・じゃどうしようかな・・困ったな・・。」蛭子は早くもいつものドギマギした挙動不審な様子になる。スタジオに入る前から鶴瓶はペースを握った。ドラマは2人が部屋に居る状態からスタート。蛭子はソファに座り、鶴瓶は立っている。カウントダウンでスタート。鶴瓶は電話を手にしたかと思うと先制攻撃「そうなんです・・こんな時間に来られまして・・刑事さんやって言うてるんですが・・。」と。鶴瓶は蛭子の様子を伺いながら話す・・・。鶴瓶は電話しながら蛭子に突然質問をする。「で?・・どこの刑事さんでしたっけ?」「え?・・・あの・・所沢・・、所沢です。」「お名前は?」「え?・・なんだっけな?・・」鶴瓶(笑いを堪える)。「・・田中、・・田中一郎・・。」と挙動不審に答えながら役者・蛭子は、突然、前代未聞のキャラクターを繰り出す。そこで笑う意味もないだろうに、突然大声で笑い出す蛭子。セリフを言いながらも笑っている。鶴瓶が電話を終えて蛭子の前に向かうのだが蛭子は「ごめんね。理不尽に笑う病気なんだわ・・。」とティッシュを片手に平然と言う。相対する鶴瓶は全力で対応するが噴笑寸前の大ピンチ。カメラや音声のスタッフも必死に笑いを耐えなければならない展開で、収録自体がパニック寸前・・・。プレビュートークで、鶴瓶が「久々に腹抱えて笑ろた!」と言うほどの強烈なドラマの出来。前代未聞の大爆笑スジナシであった・・。