【2000年2月23日初回放送】
今回のゲストは、即興芝居を得意とする、ベテラン俳優の平田満。
そして即興ドラマの設定は「会社の中の応接室に男が２人」。

ドラマは鶴瓶がひとり応接室にいるところに、平田が入るところからのスタートとなった。当然、２人の関係や、役柄などは何も決まっていないままのスタートであるが、平田は即興経験が豊富なだけに、その場その場で感じたものを見事なまでに演技へと表現していくのである。
それがゆえに即興ドラマならではの現象が数々見られることとなった。

その一つはドラマ開始直後と終了間際では、平田が全く違うキャラクターとなっていること。開始直後は普通のサラリーマンだったのが、終了時点ではヤクザになっているのである。

ドラマの成り行きで徐々に変化しているので、全編を通してみてみると違和感は持たないが、これぞまさしく「スジナシ」ならではのストーリー展開である。

ドラマの終盤には、鶴瓶が平田の首に手をかけることに…。さすがベテラン俳優と言わしめる演技力だけでなく、平田の真面 目な性格も垣間見えるドラマとなった。