山本學【スジナシ】鶴瓶「あんな人に手をつけるなんて、バレるの丸わかり」
【1999年10月13日初回放送】
今回のゲストは山本學。ここ数回、若手のゲストが続いていただけに、久々のベテランの登場に、鶴瓶は大変緊張していた。
この2人に用意された即興ドラマの設定は、代議士(山本)と、その家に訪ねてきた男(鶴瓶)。スタジオには、代議士の家の立派な応接間が用意された。代議士らしく、着物姿で登場した山本は、「代議士と国会議員の違いは?」という質問を投げかけ、鶴瓶にさらにプレッシャーを与える。
小道具として、お菓子の入った紙袋や、札束が入っていると思われる風呂敷包みが用意された。
ドラマは、鶴瓶が山本に応接室に通されるところからスタート。代議士と男がどんな話をするのか、どんなドラマを作り上げるのか注目されたが、ドラマがスタートするとすぐ、山本は代議士になりきった演技で鶴瓶を圧倒した。それに対し、鶴瓶は山本扮する代議士の女性スキャンダルを持ち出すが・・・。また、ドラマ中、意外にも山本の口から「グレイ」という単語が飛びだし、鶴瓶を驚かす。ドラマの終盤、鶴瓶は最後の切り札「2000万円」の入った包みを渡そうとするが・・・・。
番組紹介

笑福亭鶴瓶とゲストがその日に知らされるセットの中で、台本(=スジ)ナシ・打合せナシ・NGナシのぶっつけ本番で“即興ドラマ”を演じるバラエティ番組「スジナシ」。1998年にCBCテレビで放送を開始し、2011年からは番組名を「鶴瓶のスジナシ」に。進行役にフリーアナウンサーの中井美穂さんが加わりました。その後、2014年に番組は終了し、現在は定期的に舞台公演が開かれています。
その魅力は、意外なストーリー展開や、想像を絶する結末など、台本が無いからこそ生み出される多様なドラマ。お互いの意思が上手く通じ合ったことで生まれた名作や意思の疎通が出来なかったことで生まれた快作…絶対に先がよめないハラハラドキドキ感で多くの人の支持を得てきました。
そんなスジナシの名作・傑作選がYouTubeにて再び楽しめることになりました。毎週金曜20時に1話ずつ追加されていきます。是非ご期待ください。