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発信するか、我慢するか。高校球児とSNSをめぐる模索

発信するか、我慢するか。高校球児とSNSをめぐる模索

高校の部活動で、SNSとの向き合い方が問われています。7月30日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、パーソナリティの宮部和裕アナウンサーが、野球部のSNS利用をめぐる朝日新聞のアンケートを手がかりに、発信のあり方について語りました。

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開設しない理由

7月27日の朝日新聞に、高校球児とSNSをめぐる指導者の模索を取り上げた記事が掲載されました。

部のアカウントを開設しているかどうかを尋ねたところ、あると答えたのは37%でした。

また、部として禁止している学校もかなりの割合にのぼります。背景にあるのは不祥事対策です。

宮部「良かれと思った発言や発信が、捉えられ方によって、あるいは悪用されるということの防止のためにも、部としてやめているということが多いようなんですね」

「撮影は一切できません]

宮部は先日、母校の高校野球の応援で愛知大会に足を運びました。

「グラウンドでの選手の姿や、応援する学生の姿を撮影してSNSにアップすることは一切できません」と、入口にも中にも太字で掲示されていたといいます。

宮部「仲間の勇姿ですから、絶対撮りたいでしょ。だけど、これは悪用されてしまう。応援風景も、盗撮も含めて撮られてしまうということも防ぐために禁止ということなんですね」

憧れの入口として

一方で、朝日新聞の記事には別の視点も示されていました。

中学生にとって、野球部に限らず高校の部活動の活躍は、「この学校に行って野球をやりたい、サッカーをやりたい、体操をやりたい」と思う大きなきっかけにもなります。

この37%という数字をどう捉えるか、将来的にどうなっていくかというところでもあります。

記事には、北海道のある野球部の監督や部員のコメントも載っていました。部員自らがルールを作り、SNSの閲覧は問題ないとしつつ、現役の部員である間は発信を控えようという使い分けをしているということです。

宮部「大いに便利になったなかで、あえて控えよう、禁止にしようという判断。自分たちががんばってることを伝えたいので我慢ではあるんですが、今こういった判断にもなってるんだなという気がしました」

投稿が支えになる

さらに宮部は、年末に高校ラグビーの中継の取材で訪ねた愛知県の県立高校の例を挙げます。

そこではマネージャーが、教員のチェックを受けて日々の活動をまめに投稿していました。そのことも記し、部の日記のように残しているといいます。

宮部「どんな部活でも、将来の部員。小学生、中学生のみんなが見てくれてファンになる、憧れるということにもなります」

また、現役の部員にとっては、自分たちはここまでがんばってきたという内なる確認になり、将来の思い出にもなります。受験勉強をがんばろうという気持ちにもつながり、発信が自分たちにも返ってきます。

宮部「だからこそ、我慢するところはして、発信するところはする。そしてチェック機能。いい形になってるなという印象を受けました」

その成果もあって全国へ進む学校もあります。宮部は、SNSをひとつの大きなきっかけとして、うまく活用してほしいと呼びかけました。
(minto)
 

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