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何科に受診?一発で治す方法はある?「更年期障害」の疑問を医師が解説

何科に受診?一発で治す方法はある?「更年期障害」の疑問を医師が解説

7月30日の『CBCラジオ #プラス!』では、更年期障害をテーマにリスナーから寄せられた質問に答えました。スマートクリニック代表の福田誠先生が、男女それぞれの更年期障害の特徴や受診の目安、日常生活で心がけたいことなどについて、わかりやすく解説しました。聞き手は宮部和裕アナウンサーです。

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何科を受診すればいいの?

まずは、更年期に差しかかる年齢になったリスナーからの質問です。

「私は今49歳でちょうど更年期の不安に差し掛かっていますが、万が一更年期かもと気づいた時はどうしたらいいですか?主治医が男性だと恥ずかしくて症状を伝えられません。どうしたらいいですか?」(Aさん)

「まずは自身が更年期障害なのか症状の確信をしてほしい」と呼びかける福田先生。
更年期障害では、顔のほてりや大量の発汗、いわゆるホットフラッシュのほか、動悸、疲れやすさ、不眠、気分の落ち込み、イライラなどがよく見られます。

一方で、「人によって症状はまったく違い、何となく調子が悪い程度の人もいれば、仕事や家事に大きく影響する人もいます」とも語る福田先生。 症状が軽く日常生活に支障がなければ、睡眠など生活習慣を整えながら様子を見る方法もありますが、症状が重い人もいます。

福田「眠れない、仕事に集中できない、家事がつらいなど生活に影響が出てきたら、我慢しすぎず医療機関への受診を検討してもいいです」

また、Aさんのもうひとつの気掛かりは、“主治医が男性だと恥ずかしい“ということ。 これに対し福田先生は、相談しやすい診療科として婦人科を挙げた一方で、内科やかかりつけ医でも相談は可能と説明。女性医師を希望する場合は医療機関の情報を調べて受診する方法も紹介しました。

一発で治るの?

続いて、男性更年期を自覚しているというリスナーからです。

「男性更年期障害、まさに実感しています。コロナ禍に入った頃に始まったので、症状がコロナ、熱中症、仕事のストレスと同じなので、一体何なのか悩みました。
クリニックでホルモン療法するほどではないと言われましたが、一発で改善する方法はないんですかね?」(Bさん)

福田先生は、女性は閉経をきっかけに女性ホルモンが急激に減少する一方、男性は男性ホルモンのテストステロンが年齢とともにゆっくり減少するため、「疲れやすい、やる気が出ない、集中力が落ちる、筋力が低下するなどの症状が少しずつ現れるのが特徴です」と説明しました。

また、熱中症やストレスとも症状が似ていますが、熱中症は急激に起こり、水分補給や身体を冷やすことで改善が期待できる一方、更年期障害は暑くなくても発汗が起きたり、気分の落ち込みや睡眠障害が続いたりすることが特徴だといいます。

福田「更年期障害、残念ながら一回で治る方法はありません」

ただ、睡眠不足や運動不足、ストレスを改善するだけでも症状が軽くなる人は少なくないそうです。 一発逆転を狙うのではなく、生活習慣を少しずつ見直すことの大切さを伝えました。

さらに、質の良い睡眠やバランスの取れた食事、週2~3回程度のウォーキングや筋力トレーニングなどの運動は、男性ホルモンにも良い影響を与えるとのこと。

福田「生活習慣を整えることは、薬に負けないくらい更年期障害に大事だと言われています」

周囲の気づきも大切

最後は、更年期障害の気づきにくさについてのおたよりです。

「たしか漫画家のはらたいらさんも男性更年期になっていたことが記憶にあります。なかなか男性更年期って理解されませんでしたよね。
運動するための24時間ジムも増えていますが、なかなか行けるものではないですし。更年期障害の自覚ってわからないこともありますよね」(Cさん)

このおたよりに対し先生は、以前は更年期障害自体が病気として十分認識されていなかったものの、医学の進歩によって理解が進んできたと説明。一方で、年齢や疲れ、仕事の忙しさのせいだと思い込み、自覚が遅れる人は今も少なくないと話しました。

女性ではほてりや発汗、動悸、イライラ、不眠など、男性ではやる気の低下や筋力低下、性欲の低下などが続く場合は、一度医療機関へ相談することが望ましいとしています。
また、ストレスだけで更年期障害になるわけではありませんが、更年期と仕事や家庭でのストレスが重なることで症状が悪化することはよくあるそうです。

本人が気づきにくいからこそ、「最近元気がない」「怒りっぽくなった」「表情がさえない」など、家族や職場の人が変化に気づくケースも多いといいます。
責めるのではなく、「一度相談してみたら」と声をかけたり、産業医などに相談したりすることも有効だと紹介しました。

最後に福田先生はこう話します。

福田「更年期障害は我慢する病気ではありません」

ホルモン補充療法やプラセンタ療法、漢方薬など治療法もあるとのこと。「早めに相談することで、つらい時期をできるだけ短くできます」と呼びかけました。

更年期は誰にでも訪れる可能性のあるライフステージです。気になる症状が続く場合は、ひとりで抱え込まず、早めに医療機関や周囲に相談してみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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